「月日が経つのは早い」とよく言われますが、試験を控えている方は特に実感されていることではないでしょうか。
試験まであと1週間となったとき、いったいどう過ごせばいいのかと気持ちばかりが焦ってしまい、何も手につかないという事態だけは避けたいですよね。
ここでは、試験本番までの1週間、何に気をつけて、自宅やスクールでどのように学習すればいいのかをご紹介します。
目次
試験本番1週間前の心得_その1:体調管理は万全に
とにかく体調管理にはくれぐれも注意しましょう。
たとえ試験対策を完璧に仕上げても、試験当日、体調を崩してしまっては元も子もありません。
ありきたりですが、特に試験1週間前からは、スクールからの帰宅時に、うがいと手洗いを丁寧にしたうえで、睡眠時間をしっかりと確保しましょう。
そして入浴の際は、必ずバスタブに浸かってください。その日の疲れがとれるだけではなく、安眠効果が期待できます。
もし可能ならば、温泉効果がある入浴剤を使用してください。
暖かさだけではなく、リラックス効果も感じられます。
試験本番1週間前の心得_その2:新しい問題を解くのは不要
試験1週間前になると、今まで以上に気持ちが落ち着かなくなってくるもの。
すると、「今までの学習内容で大丈夫だろうか」と不安が頭をよぎり、つい新しい問題集などを解いてみたくなってしまいがちですよね。
しかし試験前1週間では、絶対にそれはしないでください。
なぜならば、新しい問題を解くことで、本来なら時間を費やさなくてはならない、「苦手な問題の復習」や「全体の見直し」の時間が減ってしまうからです。
今までスクールで学んできたことを信じて、新しい問題は解かず、今までの総復習をしましょう。
試験本番1週間前の心得_その3:的を絞って、まんべんなく
試験1週間前になってくると、全体の総復習は必要ですが、そのとき気をつけてほしいことがあります。
それは、「自分が苦手な問題に的を絞って、しっかり解く」こと。
誰しも得意な問題を解きたいと思うでしょう。
ただ得意な問題は、十分理解ができているはずです。
ここはどんな問題が出題されても大丈夫なように、スクールでも苦手だった問題を解けるようにしておくことで、より確実に、試験本番の際、自信をもって臨めるようにしましょう。
試験本番1週間前の心得_その4:素読みではなく、実際に解く
全体の総復習をするとき、気をつけるべきことはもう一つあります。
それは、「スクールの問題集などを素読みするのではなく、実際に解く」こと。問題集を素読みしていると、つい自分が理解できている気分になってしまいがちです。
しかし、記憶から遠ざかってしまっている問題などは特に、より確実に身につけるためにも、テキストの小問題の答えが書いてある部分を腕で隠すなどして、問題を解きながら全体の総復習を進めましょう。
試験を悔いのないものにするためには、試験の1週間前から、時間を大切に過ごさなければなりません。
まずは、これまでスクールで講師が教えてくださったことや習得してきた知識が本番の試験で活かせるように復習をしましょう。
そして、今までがんばってきた自分に、自信を持ってください。
あとは、今までの努力が結果に結びつくように、心身ともに健康に気をつけましょう。ゴールはもうすぐです。がんばってください!
コラムの運営会社
株式会社東京法経学院は10年以上にわたり、土地家屋調査士・測量士補・司法書士・行政書士など、法律系国家資格取得の受験指導を行ってきました。
通学・通信講座の提供だけではなく、受験対策用書籍の企画や販売、企業・団体の社員研修もサービス提供しています。