勉強法

冬の資格勉強では「換気」が大事? 頭が冴える部屋環境の作り方


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冬に暖房をつけて資格勉強をしていると、頭がぼーっとしたという経験をお持ちの方も多いのではないでしょうか。集中力は部屋の環境によって左右される部分も大きく、特に冬の暖房を使用する時は注意が必要だといいます。
そこで今回は、資格勉強が効率よくできる環境づくりについてご紹介していきたいと思います。
集中力をキープするために部屋の環境づくりで注意すべき点について、チェックしておきましょう。

暖房を利用する季節の注意点

勉強の効率は室温と大きな関係があり、暑すぎても寒すぎても効率や集中力に影響があることがわかっています。
文部科学省による学校環境衛生基準(令和3年4月1日施行)では、望ましい室温17℃以上28℃以下だと記されています。また、高すぎる室温は脳の回転や作業効率を妨げるということも、さまざまな研究から明らかになっています。

冬の寒い時期は暖房をつけて勉強をする人が多いと思いますが、暖房は足元が温まる前に頭が温まり過ぎたり、部屋の湿度を下げてしまいがちです。
併せて、暖房使用時は換気が疎かになり二酸化炭素濃度が上がりやすいとも言われます。部屋の二酸化炭素濃度が上昇すると、眠くなりやすくなるため注意が必要です

このように冬の暖房使用時は、資格勉強を頑張る人にとって、注意すべき点がいくつもあるのです。

冬季の集中力キープへの対策

・定期的な換気
暖房使用時は、定期的に部屋の換気を行い、室内の二酸化炭素濃度が上がらないようにしましょう。二酸化炭素濃度を下げれば、勉強の集中力を維持しやすくなるので、1~1.5時間に1回程度、勉強の合間に立ち上がったついでに窓やドアを開けて、空気を入れ替える習慣をつけるとよいでしょう。

・足元を温める
足元が冷えると、暖房の温度を高く設定しがちです。暖房温度は最低限にとどめて、足元をホットカーペットや電気ブランケットなどで温めれば、室温を上げ過ぎるのを防ぐことができるでしょう。

・加湿をする
空気が乾燥する冬に暖房を利用することで、さらに部屋の湿度は乾燥してしまいます。
湿度が低いと体感温度も低くなってしまうので、加湿器などで加湿をして部屋の湿度を上げるようにしましょう。

また、湿度が40%以下になると風邪やインフルエンザのウィルスを活発化させてしまいます。ウィルス感染の予防といった観点からも、湿度は50%~60%に維持するようにしましょう。


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資格勉強が効率よくできる環境づくりについてご紹介しました。
冬の暖房使用時は特に室温と湿度をチェックして、集中力を維持しやすい環境を整えるようにしましょう。

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