勉強法

「疲れ」に負けずに資格勉強したい! 疲労感を解消する5つの方法


「疲れ」に負けずに資格勉強したい! 疲労感を解消する5つの方法

資格を取得するための勉強をしなければならないのに、仕事で疲れてはかどらない、といった悩みを抱える人は少なくないものです。
仕事と勉強の両立を目指す社会人が勉強の成果を上げるためには、「疲労感」を克服することが、なによりも重要かもしれません。
そこで、疲れによって勉強が進まないと悩まれる方にむけて、疲労感を克服する方法について紹介いたします。

 

疲れの特徴

勉強が効率よく進む頭がさえた状態は、起床から12~13時間までだといわれています。仕事が終わって帰宅してから勉強をしようとすると、勉強を始めるころには脳が既に疲れ切った状態であるため、勉強の成果が上がらないのは無理もありません。
 
この疲れには、「身体的疲労」と「精神的疲労」の2種類があり、疲れを克服するためにはまずどちらの疲労がより大きいかについて考える必要があります。身体的疲労とは文字通り体が疲れた状態。身体を鍛えるうちに徐々に疲労感を軽減していくことも可能です。疲れにくい身体づくりをすることで、勉強がはかどるようになっていくでしょう。
いっぽうで、精神的疲労とはやる気がおきない状態。気持ちを律するなど、心のコントロールさえできれば、勉強が進みやすくなるため、身体的疲労よりも早い回復が見込めるでしょう。

疲れを解消する5つの方法

短時間の仮眠をする

勉強中に眠気との闘いが辛い、という方には、短い仮眠をおすすめします。
眠気は、脳の活動が限界に達しているというサインです。眠気を感じた際、少しでも眠れば眠気はリセットされ、脳は再びスムーズに活動を始めることができます。そのため、眠気と闘いながら勉強するよりも、10分間程度の短い仮眠をとることで、その後の勉強効率を上げたほうが、得策なのです。
眠りすぎてしまわないように、必ずアラームをセットして仮眠をとることをおすすめします。

運動をする

疲れているのに運動?と思われるかもしれませんが、有酸素運動を行うことによって、ドーパミンが分泌されることで意欲が高まり、集中力や記憶力なども高まると言われています。
また、勉強中、長時間同じ姿勢で机に向かい続けていると、身体の血行が悪くなり疲労感を感じることがあります。そんな時には、運動をして血流を促進させることで、自律神経を整えたり、眼精疲労を和らげたり、ストレスなどの精神的疲労をも改善することができるのです。
おすすめの運動は、10分程度のウォーキングとストレッチです。深い呼吸をしながら身体をほぐして、血行を促進させましょう。

糖分補給をする

脳は、体内のエネルギー消費量のうち、最も多くエネルギーを消費しているのが脳。脳がエネルギー不足になると、勉強がはかどりません。脳がエネルギーとして吸収できるのはブドウ糖のみ。そのため、ブドウ糖を吸収できる「糖分」の補給が重要となります。
チョコレートなど砂糖が含まれた甘い物は、エネルギー補給を簡単にできますが、あまり摂りすぎても逆に眠くなってしまいます。
そのため、普段の食事のなかでブドウ糖の元となる炭水化物を取り、勉強の際に少量の糖分を補うのがおすすめです。

場所を変えてみる

勉強がはかどる場所とそうでない場所があります。自宅の部屋の中でも、キッチンの方がはかどる人もいれば、図書館やカフェの方がはかどるという人もいます。特に、精神的疲労が大きい場合などは、勉強の場所を変えることで気分転換にもなり、勉強に集中できるようになるかもしれません。

時間帯に合わせた勉強をする

一般的に疲労感が高まるほど、勉強効率は下がるものです。1日のうちでも目覚めた2~3時間後が、最も勉強効率が上がりと言われている時間帯。そのような時間に、集中力が必要となる勉強を行うようにするのもよいでしょう。
また、寝る前の時間帯は暗記の勉強に適した時間帯です。暗記は、夜のリラックスした状態に行い、眠ることで情報が整理されるといいます。


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疲れの回復方法について紹介しました。
疲れて勉強がはかどらない時、身体的疲れが大きいのか精神的疲れが大きいのかを見極め、回復方法の中から自分に合っていそうなものを、試してみましょう。

コラムの運営会社

東京法経学院

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