カフェで勉強をする「カフェ勉」。皆さんの中には、日頃からカフェ勉をされている方も多いのではないでしょうか? 気分転換にも最適なカフェ勉ですが、実は勉強にもさまざまな良い効果があるんです。
ここではカフェ勉のメリットや利用時の注意点、カフェ勉をより効果的にするためのコツをご紹介します。
目次
資格勉強でカフェ勉! そのメリットとは?
資格などの勉強にカフェを利用する「カフェ勉」。そのメリットは次の4つです。
・適度な雑音があり、テレビなどの誘惑がないので集中しやすい
・他人の目があることでやる気がわきやすい
・コーヒーのカフェイン効果で勉強がはかどる
・「ドリンク代の元を取りたい」という意識が働く
適度な雑音があり、テレビなどの誘惑がないので集中しやすい
カフェは人の雑談やBGM、店員さんの声などの雑音が常に流れています。この雑音は70dbほどの音量ですが、とある研究によると70db程度の雑音には「クリエイティビティ(創造性)」を向上させる効果があるそう。つまり、資格勉強にも効果的な場所というわけです。
またカフェにはテレビや漫画、ゲームなどの余計なものもなく、勉強にのみ集中できる環境が揃っています。
他人の目があることでやる気がわきやすい
常に他人の目があることで、勉強へのやる気が湧きやすいのもカフェ勉のメリットです。一人ではサボりがちな人も、カフェ勉ならモチベーションを維持しつつ、勉強を続けやすいでしょう。
コーヒーのカフェイン効果で勉強がはかどる
カフェ勉では、コーヒーや紅茶を飲みながら勉強される方も多いでしょう。このコーヒーや紅茶に含まれるカフェインは、眠気覚ましになるだけでなく、集中力や認知力、記憶力をアップしてくれるメリットがあります。
特にコーヒーは、独特の良い香りが高いリラックス効果をもたらし、脳が活性化する効果も期待できます。コーヒーが苦手な方は、香りをかぐだけでも効果がありますよ。
「ドリンク代の元を取りたい」という意識が働く
そのほかのメリットとしては、ドリンク代の元を取りたいという意識が働き、勉強に集中できるメリットもあります。人はお金を払ったものに対し「元を取らないと損である」と考えるものです。これにより、勉強に自然と集中できるようになります。
資格勉強でカフェ勉をする際の注意点
カフェ勉をするときは、周りに迷惑をかけないこと、水分をしっかり摂ることが大事です。
混雑する時間帯を避ける
ランチタイムなどの混みやすい時間帯に長時間カフェを利用すると、お店や他のお客さんに迷惑がかかります。長時間勉強をしたい場合は混みにくい時間帯(午前中など)を利用する、時間を決めて勉強に利用するなどの対策を講じましょう。
コーヒーや紅茶だけでなく「水」もたっぷり摂る
コーヒーや紅茶に含まれるカフェインは、集中力をアップしてくれる効果があります。しかしその一方で、摂取しすぎると耐性がつき、摂取しないと離脱症状が出てくる可能性があるのです。
よって、コーヒーやお茶の飲みすぎには注意。コーヒーの場合、1日5杯以上飲むとカフェインの摂りすぎになります。
勉強が長時間になりそうなときは、カフェインの入っていない水などの飲料を摂りましょう。水分が不足すると脳の働きが鈍り、記憶力や集中力低下も招いてしまいます。こまめに水を飲むよう心がけてみましょう。
少しの工夫でカフェ勉がさらに効果的に!
資格勉強でカフェ勉をする際には、少し工夫するだけで効果がアップします。
・制限時間を設定する
・できる限り同じカフェを利用する
期限を決めて資格勉強に取り組むと、集中力をキープしやすくなり、記憶力も向上するといわれています。カフェ勉についても同じで、「1時間勉強する」「30分勉強して休憩する」というふうに、タイムスケジュールを決めて勉強してみましょう。
また、カフェ勉をするお店はできる限り絞ることをおすすめします。利用するお店を絞ることで、「そのお店に行く=勉強する」というふうに自然と頭が勉強モードへと切り替わります。
美味しいドリンクやフード類もあり、気分転換にもなるカフェ勉。資格勉強を続けるための手段として、うまく活用してみて下さいね。
コラムの運営会社
株式会社東京法経学院は10年以上にわたり、土地家屋調査士・測量士補・司法書士・行政書士など、法律系国家資格取得の受験指導を行ってきました。
通学・通信講座の提供だけではなく、受験対策用書籍の企画や販売、企業・団体の社員研修もサービス提供しています。