社会人が仕事をしながら資格を取得しようとする場合、資格勉強を継続させるために知っておきたいコツがあります。
資格試験までの間は仕事をしなくてもよいなら別ですが、資格勉強を始めてから晴れて合格するまでの間、仕事と資格勉強のどちらも充分にこなせられるような工夫をして、両立させなければなりません。
この両立が難しいため多くの人は挫折してしまうようなので、仕事をしながら資格勉強を継続させることができれば、資格取得の実現も夢ではないかもしれません。
そこでこの記事では、資格勉強と仕事を両立させる秘訣を紹介していきたいと思います。
資格勉強と仕事を両立させる秘訣
まずは資格勉強に充てられる時間を把握する
資格勉強をしているからと言って、社会人は仕事を決しておろそかにはできません。いくら試験直前だからといって、仕事を放り投げて勉強時間に充てることはできないので、無理のないスケジューリングが必要です。
まずは平日、週末それぞれで勉強に充てられる時間を出し、資格勉強に費やすことができる時間を正確に把握しましょう。月末など残業が多くなる週があればそれも踏まえ、資格試験までにどれくらいの期間が必要となるのかについて算出し、試験日までに充分に勉強時間が取れるよう、早めに準備に取りかかることが大切です。
急な残業をできるだけ減らす
仕事をしていると、急な残業が入ることがあり、それが勉強計画の乱れに繋がり、モチベーションが下がってしまうという方も多いでしょう。
そのため、仕事と勉強を両立させるためには、急な残業をできるだけ減らすことが重要です。
業務に関係のある資格であれば、勉強時間の確保に協力的な上司もいるかもしれません。
残業は、顧客や取引先との関係によるものだけでなく、社内打ち合わせなど定時で済ませられるものも少なくありません。このように無駄とも言える残業は、社内であらかじめ資格勉強中だということを公言しておくことで、減らすことができる可能性があります。
同時に、業務時間中は集中して仕事に取組み、任された仕事を定時で終わらせて変える体勢を自分でも整えましょう。
息抜きを忘れない
仕事も勉強も両立し続けることは、肉体的にも精神的にもタフさが必要です。
パワー全開で取り組んでいるうちにエネルギー切れとなり、急にやる気を失ってしまうという人も少なくありません。特に、趣味や友人との付き合いなどを我慢していると、そのような状態に陥りやすいようです。
そのため、仕事と勉強に忙しい時でも、息抜きは忘れないようにしましょう。
適度に息抜きを入れることで、長丁場となる勉強を継続させることができるようになります。
資格勉強と仕事を両立させる秘訣についてご紹介しました。
仕事をしながら勉強に前向きに取り組むためには、自分にご褒美をするのも効果的です。
たとえば、いつもより高級なコーヒーでブレイクする、前から欲しかった文房具を使って勉強するなどです。
時には図書館やカフェなどで勉強をするなど、自分に合うモチベーションアップの方法を取り入れ、両立を継続できる工夫をしてみましょう。
コラムの運営会社
株式会社東京法経学院は10年以上にわたり、土地家屋調査士・測量士補・司法書士・行政書士など、法律系国家資格取得の受験指導を行ってきました。
通学・通信講座の提供だけではなく、受験対策用書籍の企画や販売、企業・団体の社員研修もサービス提供しています。
詳細は、各サービスページをご確認ください。
土地家屋調査士試験、測量士・測量士補試験、司法書士試験、行政書士試験、公務員試験