資格勉強をしているけど、興味が薄く身が入らない分野があり、なかなか覚えられないということはないでしょうか。
テキストに書かれていることを覚えるのが苦痛でしかない、と感じてしまう場合もあるかもしれません。
そんな時は、「疑問ノート」を取り入れるのがおすすめです。
疑問ノートは、自ら疑問を掲げ、探求心を持って勉強にあたることで、効果的な資格勉強に繋がると言われている勉強法です。
今回は、「疑問ノート」を作るメリットを紹介し、疑問ノートの作り方や使い方のコツなどについてご紹介します。
疑問ノートとは? 疑問ノートを作るメリット
疑問ノートとは、資格勉強の内容において「自分が疑問に思うこと」をまずは書き出し、それに対してテキストなどを使って自力で調べた内容をまとめるノートです。
これを行う最大のメリットは、勉強に対して能動的に取り組めるようになることです。
あまり興味が沸かない分野においても、テキストの中で疑問に感じる点は誰しもあるはずです。自分が疑問に感じたものを中心に調べていくことで、それに関して詳しくなり、調べているうちに湧いてきた他の疑問点についても調べる、というサイクルが生まれていきます。
自分で興味を持ったものを調べてまとめるので、記憶が定着して効率的な勉強に繋がっていくでしょう。
疑問ノートの作り方
① ノートの左側ページに縦線を引き2つに分けます。縦線を引く場所は横幅が2:1になる程度にします。
② 2つに分けた左側へテキストをまとめたものを記載し、その中で浮かんだ疑問点を右側へ書き出します。
書き出す疑問点は、単に語句の意味についてだけではなく、「類語との違いについて」や、「なぜそうなっているのか」、「この場合はどうなるのか」などという疑問がおすすめです。
③ これらの疑問についてテキストなどで調べ、ノートの右側に自分の言葉でまとめていきます。
資格勉強のモチベーションをあげる勉強法として、「疑問ノート」について紹介いたしました。
自ら疑問を挙げ、それを解決する形でまとめる疑問ノートは、「知りたい」「解決したい」という気持ちによって、資格勉強への意欲や集中力をあげてくれます。
また、疑問ノートは問題演習をやりながら作成するのもおすすめです。
思うように資格勉強へ身が入らないという方は、試してみてはいかがでしょうか。
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