資格勉強では「誘惑バンドル」を活用すると効果的？やり方を紹介

資格勉強をしているが、やる気が起きずに困っているという人は少なくないでしょう。
やらないといけないと思いながらも、勉強に集中できない場合の対策法として「誘惑バンドル」の活用を考えてみられると良いかもしれません。
誘惑バンドルは勉強をしたくなるコツとして、有効だと考えられています。

そこでこの記事では、誘惑バンドルとは何か、どのように活用すればよいのかについて、詳しく解説していきたいと思います。

誘惑バンドルとは？

「誘惑バンドル」とは、自分の「やらなくてはいけない事」と「好んでやりたい事」とをセットで実行する行動習慣のことです。

誘惑バンドルは、ペンシルベニア大学の行動科学者ケイティ・ミルクマン氏によって考案されたもので、勉強や運動などのやらなくてはいけない事と、自分が好んでやりたい事を抱き合わせにすることで、やらなくてはいけない事へのモチベーションが上がり、また長期的に持続することができると考えられています。

資格勉強をすることで、やりたい事もセットで出来るという仕組みによって、自然と資格勉強へ取り組もうとする心理が働き、資格勉強に対する困難なイメージが払拭できるのです。

誘惑バンドルの活用方法

誘惑バンドルの活用方法として、もっとも身近で簡単にできる方法は、「自分へのご褒美」です。
「ちょっと高級なコーヒーを飲むことができる」
「普段は我慢している甘いスイーツを食べる」
「宅配ピザを注文する」
など、自分がやりたい事ならどんな事でもOKです。決めたご褒美は、資格勉強をした時だけ楽しめるというルールを守ることで、効果が期待できます。

また、資格勉強の時間を特別な時間にする方法でもよいでしょう。
たとえば、
「お気に入りの香りを焚く」
「お気に入りの文房具を使用する」
「お気に入りの音楽を流す」
などです。

誘惑バンドルによって、資格勉強にスムーズに取りかかることができるようになるとともに、難しい問題へもチャレンジ出来る、「やる気アップ」にも役立つことでしょう。

資格勉強への誘惑バンドルの活用についてご紹介しました。
資格勉強中は、さまざまな誘惑に負けてしまい勉強に集中できないということもあるかもしれません。
しかし、「資格勉強をした時だけ、それらのやりたい事ができる」という仕組み作りによって、資格勉強に取り組みやすくなります。
資格勉強のやる気が出ない時に、誘惑バンドルを活用してみてはいかがでしょうか。