資格勉強の際に、みなさんはノートをどのようにまとめていらっしゃいますか?
資格勉強の学習効果にはノートのまとめ方が大きく関わっており、効率のよい資格勉強には、ノートのまとめ方も工夫が必要です。
そこで今回は、ノートのまとめ方のコツと、勉強の目的に応じたノートの使い分け方法についてご紹介していきたいと思います。ノート作りの参考にしてみてください。
ノートのまとめ方のコツ
ノートのまとめ方のコツをご紹介する前提として、ノートを取る目的は「きれいにまとめること」ではなく、「内容を記憶するため」だという事です。そのため、自分がノートを見返した時に、ノートに記載した時の記憶をすぐに思い出せるフォーマットが大切となります。
基本は、覚えたい重要な項目・事柄をテーマとして提示し、それについての概要や説明を箇条書きにしてまとめます。ノートは、図の記載にもフリーハンドで対応がしやすい、方眼罫のノートがおすすめです。
重要度に応じて3色程度に色分けをして印象付けましょう。
ノートは、綺麗にまとめる必要はなく、まとめながら脳に刻み込んでいくイメージを持つことがポイントです。
参考書の言葉をそのまま映すのではなく、自分なりの言葉にかみ砕いて表現していきましょう。
最初は余白を多めにとっておき、後で書き足すことができるようにしておくことも大切です。
勉強の目的別ノートの使い分け方法とは?
ノートをまとめながら記憶していく際は、紙のノートの活用がおすすめです。
紙に書くことで、スムーズに物事を記憶することが出来ると言われています。
特に、難しい文言や漢字などは何度も紙に記載して、脳に定着させることを意識しましょう。
いっぽうで、苦手な分野についてはパソコンを活用するのがおすすめです。
ネット上には資格勉強に役立つ問題や図・表を見つけることができます。
パソコンでネット上の問題や図などを拾い、自分専用のデジタル問題集を作成しましょう。
手書きに拘ると時間がかかるものでも、パソコンでまとめることで、早く簡単にまとめることができるでしょう。
ノートのまとめ方のコツと、勉強の目的に応じたノートの使い分け方法についてご紹介いたしました。
ノートは、きれいにまとめるのが目的ではなく、効率よく記憶するための活用の仕方が大切です。
自分に合った方法が一番ですが、目的に応じて紙のノートとパソコンとの使い分けも検討し、ノート作りに役立ててみてください。
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