資格勉強をしていると、多少なりともストレスを感じながら取り組んでいる方も多いのではないでしょうか。
適度なストレスは勉強のパフォーマンス向上につながる一方で、ストレスが大きくなると勉強のモチベーションダウンとなります。また、ストレスを溜めてしまうことで、不眠や腹痛など身体への支障をきたしてしまう恐れもあります。
この記事では、そもそもなぜ勉強中にストレスが生じるのかを紹介し、ストレスを適度に抑えるためのストレス発散方法について紹介いたします。
勉強にストレスを感じるのが当たり前と我慢しつつ勉強するのではなく、うまく発散させることで勉強のモチベーションを上げるよう心がけましょう。
勉強中にストレスが生じる理由は?
人間の脳は、「嫌いな勉強」と感じてしまうとストレスホルモンが分泌されてしまうといいます。さらに脳の記憶を司る海馬や前頭前野への悪影響も起こり、勉強の成果も上がりにくくなります。
また、勉強をしていてもなかなか成果が上がらないなど、努力に対する成果が感じられない時もストレスを感じやすいといいます。
その他、残業が発生し勉強の時間が確保できなかったり、勉強の時間を確保するために遊びを我慢したりすることで、勉強ちゅうにストレスが生じてしまいます。
適度に勉強ストレスを発散させよう
勉強のパフォーマンスを向上するストレスは、少し大変さを感じながらも乗り越えられると感じられる程度のストレスです。
程度には個人差があるので、自分にとってはどの程度のストレスが適度なのかのレベルを知っておくことは大切です。
ストレスが多いと感じた時は、瞑想や運動などのストレス発散方法を取り入れ、ストレスを調整するようにしましょう。
<瞑想で行うストレス解消法>
1.背筋を伸ばして座り、深く呼吸ができるようリラックスします。
2.目を閉じ、全ての意識を自分の呼吸にのみ向けます。
3.深く息を吸って、ゆっくりと吐きだすことを10分目安に繰り返します。
<運動で行うストレス解消法>
勉強による脳の疲れに対して体を動かさないでいると、脳と身体がアンバランスな状態となり、寝つきが悪くなります。また、勉強で同じ姿勢を続けることで血流が悪くなり、肩こりや腰痛の原因にもなってしまいます。
ストレスが溜まったら、勉強の合間にウェーキングやジョギングなどを取り入れてみましょう。
身体を動かしてスッキリとしたら運動を終了します。無理しない程度に行うことが大切です。
なぜ勉強中にストレスを感じてしまうのか、そして、ストレスを適度に抑えるためのストレス発散方法について紹介いたしました。
働きながら勉強を継続するためには、ストレスと上手く付き合っていくことが大切です。自分にとっての適度なストレスを知り、ストレスが溜まり過ぎたと感じたら、解消方法を取り入れて効率よく資格勉強を進めていきましょう。
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