資格勉強をしていて、予定よりも就寝時間が遅くなってしまったり、余暇の時間が取れずに終わってしまうという方は多いのではないでしょうか?
そういった方は、「タイムブロッキング」を取り入れてみるとよいでしょう。
タイムブロッキングは、仕事においても活用されている時間管理法のひとつで、メリハリをつけ予定のコントロールを取り戻すことができるものです。
今回は、タイムブロッキングのメリットと、資格勉強への取り入れ方、継続させるコツについてご紹介したいと思います。
タイムブロッキングとは?
タイムブロッキングとは、特定の時間帯に特定の活動を割り当てることで、効率的に時間を管理する手法です。1日の時間を細かくブロック状に区切り、各時間に具体的なタスクを割り当てることで、スケジュール管理を行う方法で、学校の時間割りによく似ているものです。
例えば、朝何時に起きて、何時までに〇〇をして、その後の1時間は資格勉強、次の1時間は休憩を兼ねた移動時間などといった具合です。
タイムブロッキングのメリット
・無駄な時間を削減できる
タイムブロッキングの最大のメリットは、時間ごとにタスクを事前に割り当てておくことで、何をいつやるかが明確になり、無駄な時間を削減できることです。「何時までにやり遂げる」「これが終わったら次は〇〇をする」ということが明確になっているため、ダラダラと時間ばかりが経過してしまうことを無くすことができるでしょう。
・集中力を高めることができる
あらかじめタスクを特定の時間に割り当てることで、その時間内は今やるべきタスクに集中しやすくなります。やるべき事をいつやるのか定まっていないと、「あれもやらなくては」などと先のことに気を取られてしまいがちですが、適切な予定が組まれていることで、安心して目の前のことに取り組むことができるでしょう。
資格勉強へのタイムブロッキングの取り入れ方と継続させるコツ
資格勉強にタイムブロッキングを取り入れる際は、次のステップで行うとよいでしょう。
1.タスクを書き出し、それぞれの所要時間を決める
2.1日のスケジュールの中にタスクを当てはめる
3.スケジュールを実行してみて、必要に応じて調整する
タイムブロッキングを継続するためには、効果的なタイムブロッキングの作成がカギとなります。
効果的なタイムブロッキングの作成ポイントとして、以下の点に注目しましょう。
・資格勉強を割り当てる時間帯は、できるだけ自分が集中しやすい時間帯にする
・集中力や頭の回転を必要とするものは、できるだけ朝~午前中に入れる
・眠くなりやすい食後は、できるだけ資格勉強以外のものを入れる
・時間配分に無理がないよう少し余裕を持たせる
タイムブロッキングを継続して実行するためには、自分に合っていると感じられるものができるまで、調整を繰り返すようにしましょう。
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