資格取得のために勉強をしたいと思っても、気づけば日々の仕事に追われて勉強時間を確保できないまま時が過ぎていく、というのはよくあることです。
働きながら難関資格を取得するためには、普段の生活からいかに勉強時間を捻出するかがポイントとなります。
今回は、難関資格の取得にあたり、社会人の勉強時間の作り方をご紹介します。
社会人の時間マネジメントにおけるポイント
考え方を変える
実は考え方を変えるだけで、時間はいくらでも作ることができます。
「仕事が忙しくて勉強時間がとれない」という人が多くいますが、これはほとんどモチベーションの問題なのです。
本当にやらなければいけないことがあれば、その日の仕事を早めに切り上げる、有給休暇を取得するなどして、なんとか時間を作ろうとすることでしょう。
「仕事量が多すぎて心がけだけではどうしようもない」という人もいらっしゃるかと思いますが、日々の業務に対して「もっと簡単にできないか」と分析し、業務の効率化を図ることで、時間をつくることが可能な場合も多くあります。
朝活を取り入れる
社会人が勉強時間を確実に確保する方法としては、起床時間を早めて朝に勉強するのが最も効果的です。
確保すべき睡眠時間と朝の出勤時間から、就寝時間の目安を決めます。
安易に睡眠時間を削って早起きしようとしても、疲れがとれず、仕事に支障をきたす恐れがありますので、30分~1時間早く起きることから始めましょう。
朝は疲れがとれていて頭がクリアですし、飲み会や娯楽といった誘惑もありません。
家の中や外も比較的静かで、非常に勉強に適していると言えます。
どうしても家の中では集中できないときは、早朝から営業している飲食店を利用してもいいでしょう。
すき間時間を活用する
社会人にはまとまったプライベートな時間は少ないですが、10分から15分程度のすき間時間は一日に何回かあります。
通勤時間、お昼の休憩、営業先訪問時の待ち時間などです。
そうした時間に用語を一つでも覚える、問題を一問解くといったことを積み重ねることが重要です。
スマホやタブレットをつかう
スマホやタブレットを活用することで、テキストやノートを広げるスペースがなくても勉強することができます。
勉強時間の確保がずっと楽になることでしょう。
通信講座を動画や音声で視聴したり、スキャンやカメラ撮影などでデータ化したテキストを熟読したり、自分で作成した暗記事項一覧のデータを見て暗記を進めたりと、個人の勉強法に応じて柔軟に対応できます。
また、スケジュール管理アプリなどを利用すれば、時間のマネジメントをより便利に、的確に行うことができ、勉強時間の確保をスムーズに行えるでしょう。
社会人が勉強時間を確保するためには、まず一日の時間管理を見直すことが第一です。
一日は24時間しかありませんので、就寝、食事、仕事以外の時間をいかに有効活用するかがポイントになります。
何といっても、絶対に資格をとるという強い意志が重要ですが、スマホやタブレットなどの便利な機器を上手に利用することも大切です。
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