「社会人で資格取得を目指しているが、疲れていた勉強を続けるのが辛い……」という方は多いでしょう。
かといって勉強をしないと、資格試験には合格できませんよね。気力・体力が辛い中で資格勉強を続けるには、どうすればよいのでしょうか。
ここでは資格勉強が辛いと感じる社会人へ向け、勉強を継続する5つのコツをご紹介します。
目次
社会人の資格勉強が辛い理由とは?
資格勉強が辛いと感じる理由には「体力・気力の消耗」「時間のなさ」の2つが考えられます。
事実、「会社で働いたあとに資格勉強をしたいけれど、夜になるとクタクタになって勉強どころじゃない!」という社会人はかなり多いものです。裏を返せば、本業で頑張っている証拠ともいえるでしょう。
また、休日も家事や用事、家族サービスなどで忙しい……となれば、勉強に前向きになれないのも無理はありません。
とはいえ、資格勉強をしないと試験に合格することは難しいのが現実です。
忙しい毎日を送る中で勉強を続けるには、「勉強が続けられる環境づくり」を意識する必要があります。
資格勉強が辛い社会人でも勉強を続けるコツ
「資格勉強が辛い」と感じる社会人の皆さんには、以下の5つの対策をおすすめします。
毎日5分でもよいので、資格勉強をする
資格勉強が辛いと感じるのは、脳が「イレギュラーなことをしている」と感じるからかもしれません。
そのため、まずは勉強そのものを習慣化してしまいましょう。
毎日5分ずつでもいいので、とにかく続けるようにすれば「勉強しないと落ち着かない」という状態へ変化します。ここまでくれば毎日の歯磨きのごとく、勉強をすることが当たり前となり、辛いと感じにくくなります。
勉強道具は手が届く場所に置いておく
勉強道具を目の届かない場所に置いてしまうと、学習を後回しにしやすくなり、なかなか続かなくなってしまいます。モチベーションを維持するには、勉強道具を手に取りやすい場所へ置いておくことが重要です。
カフェなど家とは別の場所で勉強する
家にいるときに資格勉強が辛かったり、サボってしまったりする場合は、カフェや図書館、コワーキングスペースなどで勉強をするのもおすすめです。
誘惑がないぶん勉強に集中しやすくなり、結果的に継続できるようになります。
朝に資格勉強をする
「夜は疲れて資格勉強が辛い」という社会人におすすめなのが、朝に勉強をすることです。
朝は勉強時間を確保しやすいうえ、仕事の疲れがリセットされているため、脳のパフォーマンスがもっとも優れている時間帯です。
また「出勤前の30分だけ」など時間制限を決めて勉強することで、集中しやすくなる効果もあります。
資格学校や講座へ申し込む
人は「やってもやらなくてもよい」という物事に対し、楽な道を選ぼうとする習性があります。特に疲れているときなどは、なおさらその傾向が顕著になるものです。
「つい資格勉強をサボってしまう」という方は、思い切って資格学校や資格の講座などに申し込んでしまうのも良い方法です。お金を払って受講するため「元を取らなければ」という意識がはたらき、強制的にモチベーションを維持できます。
社会人の資格勉強は「継続」を目標に! 辛いときは工夫しよう
社会人として仕事をしながら資格勉強をするには、「気合でやろうとしないこと」が重要です。勉強を「習慣」にしてしまえば、気持ちの面で楽になりますし、試験まで継続しやすくなります。また、勉強する時間が作れない場合は、単語チェックなどスキマ時間でできることだけでも続けると良いでしょう。
ただし、睡眠時間を削って根を詰めるのはNGです。体調を崩してしまっては元も子もありませんので、時には無理せずゆっくり休むことも大切ですよ。
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