資格勉強をしていて試験の日が近づくと、「自分には受からない」「また落ちたらどうしよう」と不安な気持ちに押しつぶされそうになる方も、少なくないようです。
自信がないと感じるのは決して悪いことではありませんが、ストレスから体調を崩したり、落ち着いて資格勉強を続けられなくなってしまったりしないよう、気持ちを前向きにコントロールしておきたいものです。
そこで、資格勉強中の方にむけ、「資格試験に受かる自信がない」と感じる原因と、不安な気持ちを軽くするための対策方法についてご紹介します。
「資格勉強」受かる自信がないと感じる原因は?
試験前に不安になるということは、自分にとって難しい試験にしっかりと立ち向かっていることの表れです。
もし、試験を軽視しているならば、不安を感じることなく諦めの感情を抱くでしょう。
試験勉強が自分の中での一つの挑戦であり、目に見えない高い壁を無意識に感じている状態。しかし、この壁は、超えた事がないので高く感じますが、意外と低いかもしれないし、意外と薄いかもしれません。
不安に感じてしまうのは、脳の神経回路がネガティブ思考になっているからです。これは、普段からネガティブで自分にとって不利な方向へ思考が向かいやすいという癖のようなもの。逆に言えば、普段からポジティブな思考でいるように心がけることで、脳の思考回路が前向きにコントロールできるのです。
自信がない心への対策方法とは?
自分ができることに注目する
今まで取り組んできた試験勉強の内容を見返してみましょう。
テキスト、分厚い問題集、数年分の過去問など、たくさんのことを実際にやってきたことでしょう。
資格勉強のなかでも、得意な分野・苦手な分野があるでしょう。きっと得意な分野には自信があるはずです。
できないことよりも、「自分ができること」、「自信があること」に注目するようにしましょう。
受かる自分をイメージする
試験に受かった時の自分をイメージしてみましょう。
資格取得後に仕事の幅が広がるのであれば、新たな仕事に携わるキラキラした自分をイメージするのでも良いですし、合格を手にした時の自分へのご褒美をゲットするのをイメージするのも良いでしょう。
魅力的な未来をイメージすることで、脳が勝手に目標に向けて前進する回路へと変化し、必要な行動に集中できるようになることは、あらゆる分野において証明されていることです。
不安な気持ちを紙に書き捨てる
どうしても不安な気持ちがぬぐえない場合は、「不安」という言葉を紙に書き出して、丸めて捨ててしまうことでスッキリする場合もあります。
不安が頭をよぎった時に行い、捨てた後はすぐに頭を切り替えるようにしましょう。
資格試験を控え不安になっている人へ向けて、「自信がない」と感じる原因と、心が軽くなる対策方法について紹介いたしました。
思考の回路はコントロールすることができます。できるだけポジティブシンキングを心がけられるよう、参考にしてみて下さい。
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