測量士試験の対策には、過去問学習が重要だという事を耳にしたことがあるかと思います。
過去問を使った学習を重視し理解することで、現実的に合格への道を切り開きたいものです。
とはいえ、過去問の対策は具体的にどのようにしたらよいのでしょうか。
そこで今回は、測量士補・測量士の過去問はどこで見ることができ、また、何年分の過去問を解くと良いのかについてご紹介いたします。勉強のコツも併せてご紹介しますので、参考にしてみてください。
測量士補・測量士の過去問は何年分やるべき?
測量士補・測量士の学習のキーとなる過去問ですが、決して多くの年数をこなした方がいいというわけではありません。
というのは、作業規定の準則の改訂が多いため、あまり古い過去問に手を付けてしまうと、法改正に対応していない可能性があるからです。受験年度の試験にしっかりと対応するには、法改正に改訂したうえでの学習が必要となります。
そのため、具体的には過去問は5年分程度がよいと考えられています。
測量士補・測量士の過去問が見られるサイト
測量士補・測量士の過去問は、無料で見られるサイトがあります。
<無料で5年分見られるサイト> https://www.gsi.go.jp/LAW/SHIKEN/past.html
しかし、問題や解答例は見ることができても解説はないため、詳しい解説を載せているテキスト等を併せてチェックするようにしましょう。
過去問を使った効果的な勉強法
測量士試験対策に過去問が有効であるからといって、過去問にいきなり取り組むのはおすすめできません。
過去問を解いてみる前に、まずは参考書などを使って測量全般の概要について把握することが大切です。そして科目ごとの内容が理解できてから、過去問に手を出すようにしましょう。
過去問を解く際には、まずは自分自身に身についている知識のみで解いてみます。知識不足で解けないものについては、すぐに解答を見るのではなく、参考書に戻って確認して解くようにしましょう。
一通り過去問を解き終わったら、再度参考書を読み直してみることも大切です。そうすることで、全体の知識が整理されていき、最初に参考書を読み進めていた時よりも、より理解を深めることができるでしょう。
そのうえで、過去問を再度解きなおせば、本試験で困らない実践力が身についていきます。
測量士補・測量士の過去問対策についてご紹介いたしました。
測量士試験は、従事するために必要な専門的知識や技術を身に着けるための試験であることを理解し、特定科目の勉強に片寄ることなく全体的に均衡のとれた得点獲得を目指すようにしましょう。
コラムの運営会社
株式会社東京法経学院は10年以上にわたり、土地家屋調査士・測量士補・司法書士・行政書士など、法律系国家資格取得の受験指導を行ってきました。
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