司法書士や税理士、行政書士といった士業での開業を考えている人は、身だしなみに十分気を配ることが重要です。
ビジネスの場では、身なりがきちんとしていないだけで顧客が離れてしまう可能性もあります。逆に、外見がきちんとしているというだけで顧客にも一目置かれることも多いものです。そこで今回は、士業の開業をする方が知っておきたい身だしなみのマナーについてご紹介いたします。
目次
身だしなみは重要な営業スキルの1つ
士業で開業をし、業務を軌道に乗せていくためには、多くの顧客を集めることが必要不可欠です。
仕事ができる人というのは、身だしなみにも気を遣い常に清潔感を心がけているものです。顧客は意外と細かいところまでよく見ているものなので、気を抜かないように身だしなみを整えておきたいですね。「この人になら安心して任せられる」と顧客に思わせるよう自己演出をしていくのも、士業の重要な営業スキルの1つといえるでしょう。
士業の人が知っておきたい身だしなみのマナー
身なりをよくするというのは、高級ブランドのスーツを身につけるということではありません。
士業の開業にはまとまったお金が必要となるため、高級なスーツを購入するのはある程度業務を軌道に乗せてからにしたほうがよいでしょう。開業当初は、身の丈に合ったアイテムを選び、清潔感にこだわって身につけたいですね。
ここからは、具体的な身だしなみのマナーについてチェックしていきましょう。
1. 清潔感のあるスーツを着こなす
スーツはサイズがピッタリと合っており、きちんとプレスされ清潔であることが大切です。ポケットにものを詰めすぎたりポケットのフタが内側に入っていたりすると、不格好になってしまうので気をつけたいですね。また、ジャケットの一番下のボタンは外しておくのが一般的なマナーとされています。
2. シャツはパリッとアイロンをきかせて
スーツと合わせるシャツは主張しすぎない色合いのものを選び、パリッとアイロンを掛けておきましょう。多忙でアイロンがけができないのなら、クリーニングを上手に活用したいですね。
3. 靴もキレイに磨いておく
意外と見落としがちなのが、スーツと合わせる靴です。特別高価な靴を購入する必要はありませんが、靴の汚れは意外と目につくため、いつでもきちんと靴を磨いてキレイにしておきましょう。
4. おさえておきたい小物のマナー
ネクタイや時計、カバンなどは見る人が見れば良いものかどうかは一目瞭然です。士業で開業をする人は、一般的なビジネスマンよりも少しだけお金をかけた良いものを持っておくとよいでしょう。
また、手帳やペンといった小物も少し良いものを揃えておくと、ビジネスシーンで重宝します。
ビジネスでは、第一印象がその後の局面を大きく左右します。「仕事ができそう」というイメージを演出するためにも、見た目や雰囲気が少しでもよくなるよう身だしなみにこだわりましょう。
きちんとした身だしなみで安心感を与えることが、多くの顧客を獲得することにつながります
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