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行政書士の資格取得に活きる? 試験前に覚えておきたい語呂合わせ10選


行政書士の資格取得に活きる? 試験前に覚えておきたい語呂合わせ10選

行政書士試験に合格するためには、複雑な法律に関することもきちんと記憶しなければなりません。
暗記だけで試験に通るのは難しいかもしれませんが、たくさんのことを暗記できればそれだけ合格に近づくのも事実です。
なかなか覚えられない事項を語呂合わせで覚えながら、法律への理解を深めていきましょう。

今回は、行政書士の資格試験で使える、暗記事項の語呂合わせを紹介します。

行政書士資格を得るために覚えたい語呂合わせ10個

1. 天皇の国事行為のうち「公布」を行うもの(憲法7条1号)

「憲」法改正、「政」令、「条」約、「法」律の頭文字を取って「県政情報」と覚えましょう。

2. 内閣総理大臣の権能

内閣を「代」表して議案を国会に提出(72条)、国務大臣の「任」免権(68条)、国務大臣の「訴」追に対する同意(75条)、法令への「連」署。これらを合わせて「第二のソ連」と覚えましょう。

3. 抗告訴訟の種類(行政事件訴訟法3条)

「処」分取消訴訟、「裁」決取消訴訟、「無」効等確認訴訟、「不」作為の違法確認訴訟、「差」止訴訟、「義」務付け訴訟を合わせて「諸債務で塞ぎ」と覚えましょう。

4. 連帯債務において絶対的効力をもつ行為(民法434条~439条)

「ソーセージ混同麺を作ったら後悔」と覚えましょう。
連帯債務の債務者1人に行うだけで全員に効力を生ずる行為の例外は6つあります。
語呂合わせの「ソーセージ」というのは「総裁」「請求」「時効の完成」を指します。
これに加えて、「混同」「免除」「更改」が例外ということになります。

5. 時効と除斥期間(民法724条)

「援」用不要、「遡」及効なし、「発生」時から起算、「中」断なしの4つを合わせて「塩素発生中」と覚えましょう。

6. 一般先取特権(民法306条)

「共」益の費用、「雇」用関係、「葬」式の費用、「日用」品の支給の4つを合わせて「今日こそ日曜」と覚えましょう。

7. 出席議員の三分の二以上とするもの(憲法56条2項)

国会議員の表決数のうち出席議員の三分の二以上の多数を要するものについては、法律案の衆議院での「再」可決(59条2項)、「秘密」会の開催の決議(57条1項ただし書)、議員の「除」名(58条2項ただし書)、議員の資格「争」訟裁判(55条)を合わせて、「再び秘密の女装」と覚えると良いでしょう。

8. 法令受託事務(地方自治体245条)

「助」言又は勧告、「協」議、「資」料の提出の要求、「同」意、「許」可認可又は承認、「指」示、「代」執行を合わせて「女教師と同居したい」と覚えましょう。

9. 時効の中断事由(民法147条)

「請」求、「承」認、「差」押えの頭文字を取って「斉唱さ」と覚えましょう。

10. 行政行為の附款の種類(行政事件訴訟法3条)

「条」件、「期」限、「負」担、「撤回」権の留保を合わせて「上記不撤回」と覚えましょう。


効果的なノートの使い方

行政書士の資格を取得するにあたっては、さまざまな法律を深く理解しておくことが重要です。
多くの知識を身につけ活用するためにも、まずは語呂合わせで法律をどんどん覚えていきましょう。
語呂合わせを上手に取り入れ、念願の合格を手に入れられるよう効率よく学習を進めてみてくださいね。

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東京法経学院

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