顧客となり得る人々に対し、自らの士業事務所の魅力を伝えられるWebサイトを作るには、どのようなポイントを押さえておけばよいのでしょうか? 今回は、士業のWebサイトを開設する際に押さえておきたいポイントをご紹介します。
目次
士業のWebサイトで「発信すべきこと」とは?
弁護士や税理士、公認会計士、社会保険労務士などの「士業」がWebサイトを開設する際は、どのようなことを発信すればよいのでしょうか。
集客のために必須ともいえる要素や、押さえておくべきポイントを見ていきましょう。
顧客の問題解決に関する情報
顧客が士業事務所に依頼をおこなうのは、離婚問題や相続、会社設立、セクハラ・パワハラなどの問題を解決したいときです。
顧客が「この事務所であれば問題解決ができそうだ」と感じられるようにするには、「依頼に対し、確実に問題解決へ導く」ということを明確にアピールするのが効果的です。
また、依頼料金や依頼後の流れ、顧客に用意してもらいたいものなどをしっかりと明記すると、安心感をもってもらえます。
事務所独自の強み
例えば、手広くさまざまな問題に対応できる事務所であれば、そのことが大きな強みになります。反対に特定の分野に特化した事務所であればそのことを武器にすればよいのです。強みをアピールすることで信頼感が強まり、魅力的に映ります。
事務所代表者の経歴
Webサイトに代表者やスタッフの経歴が分かるページがあると、顧客は安心します。過去に手掛けてきた分野や、メディアへの出演・掲載歴などを載せて、精力的に活動していることをアピールしてみましょう。
士業事務所の情報を確実に伝えるには?
士業事務所の情報をより多くの人へ届けるには、以下の3つを心掛けてみてはいかがでしょうか。「来訪者が見やすく、分かりやすいWebサイト」を目指しましょう。
シンプルなデザインを心掛ける
士業のホームページは、シンプルなデザインにするのが鉄則。シンプルであればあるほど顧客は情報にたどり着きやすくなり、利用確率が上がります。複雑な構成や派手な装飾などを排除し、シンプルなWebサイトにすることを肝に銘じておきましょう。
スマホ対応ページも作成する
近年は情報検索の際にスマホを利用する人が圧倒的多数です。PC用と同時にスマホ用のWebサイトも開設し、幅広い層の集客につなげましょう。スマホサイトの場合も、見やすく情報にアクセスしやすい構成にするのがポイントですよ。
SNSやブログを活用する
FacebookやTwitter、InstagramなどのSNSを利用し、士業事務所の活動内容やWebサイトの更新情報などをお知らせすると、事務所の存在やWebサイトを広い層に認知してもらいやすくなります。
それと並行してぜひチャレンジしてほしいのが「ブログ」。
こまめにブログ記事を書き、SNSで更新を告知する……といった連携をおこなえば、固定ファンの獲得につながりやすくなります。このようなファンは将来の顧客になってくれることも珍しくないので、長期的な集客効果が見込めるのです。
集客のためには、士業Webサイトで積極的アプローチを
士業を生業とする人は年々増加しています。これは同業同士の競争が激しくなってきている、とも捉えられるでしょう。より多くの集客につなげられるよう、積極的にアプローチをしましょう。それと同時に「分かりやすく安心できるWebサイト」を心掛けると、顧客の心を掴むことができますよ。
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