仕事をしながら資格勉強を続けるのが難しいと言われる理由は、資格勉強に時間を費やす時間が限られてしまうことです。どうしても資格勉強よりも仕事が優先となってしまうため、少ない時間で最大限のパフォーマンスを上げるのは至難の業ともいえます。
資格勉強を確保するために、敢えて資格学校へ通う人もいますが、資格学校へ行く時間の確保も困難だという人は少なくないでしょう。
そこで今回は、仕事をしながら資格取得を決めた人に向けて、独学で勉強を続けるコツを紹介いたします。また、資格学校へ行くメリット・デメリットもあわせて紹介するので、参考にしてみてください。
独学で資格勉強をするコツとは?
現実的な学習計画をたてる
独学で資格勉強を続けるためには、まずは勉強計画をしっかりとたてることが大切です。
試験日から逆算して、月単位、単位、日単位の学習量を決めます。この際、仕事をしながらこなせる量にすることが大切です。急な仕事が入った時のために、予備日も設けておきましょう。
テキストのページ数や問題集の問題数などにおいてノルマを決め、最低でもその量は毎日こなせるようにしましょう。
勉強の習慣をつける
勉強は「できる時」ではなく、「毎日」取り組みます。勉強時間の確保がポイントとなりますが、1日のスケジュールの中で勉強が可能となるタイミングをチェックしておきます。
まとまった時間でなくても、隙間時間でいくつかのタイミングを押さえておきましょう。
そして、机に向かって勉強できるタイミングには問題集を、隙間時間で勉強するタイミングにはテキストを、などという具合に、確保できるタイミングごとに合った勉強内容で実施するようにしましょう。
ながら勉強にする
仕事をしながら資格勉強を行う場合、まとまった時間の確保が難しいものです。
そのような場合は、隙間時間のほか「ながら勉強」を取り入れてみてはいかがでしょうか。
電車だけでなく徒歩などを含む移動時間、お風呂時間、食事時間など、何かをしながら同時に勉強も行える時間はあるものです。
テキストや暗記カード、音声などによる暗記を中心に行うことで、机に向かわなくても確保できる勉強は増やすことができるでしょう。
資格学校に通うメリット・デメリット
資格学校に通うメリットとしては、仕事をしながらでも資格学校へ通う時間は資格勉強に集中することができます。
資格学校へ通学する人は、資格勉強に力を入れている人ばかりですし、高い授業料を支払っていることもあり、モチベーション維持に大いに繋がるでしょう。
反対にデメリットとしては、資格学校へ通学するための時間が余分にかかるという点です。また、資格学校へ通っているにも関わらず、仕事の都合で通えない日がある場合などは、ストレスが溜まってしまうでしょう。
仕事をしながらの資格勉強の方法にも、いくつかのスタイルがあり、自分自身にあった方法を選ぶことが重要です。資格学校には通えないが独学での勉強が苦手だという場合は、短期集中型の資格勉強講座や通信教育も視野に入れて、計画してみてはいかがでしょうか。
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