資格勉強をしていると、時折モチベーションが下がってしまい、勉強がいつもより捗らないという状況が起こります。
「勉強をやらなきゃ」と頭では思っていても、「やる気が起こらない」という状況からは、一刻も早く抜け出したいものです。また、できればモチベーションが下がらないよう、要因となるものをあらかじめ排除したいという方もいるのではないでしょうか。
そこで今回は、モチベーションダウンとなる原因と、モチベーションが下がった時にやる気を上げるための方法について紹介していきたいと思います。
資格勉強のモチベーションが下がる原因
・勉強の成果が現れない
勉強をしていても、自分が期待していたほどの成果が現れないと、モチベーションが下がってしまいます。
「テキストをしっかり読み込んだはずなのに、問題集で点が採れない。」
「勉強を続けて数か月になるが、過去問の点数に成果が現れない」
などは、「勉強をしても無駄だ」と感じてしまい、モチベーションダウンの大きな要因となります。
・勉強以外で気になることがある
仕事でトラブルがある、プライベートで心配事があるなど、勉強以外で気になることがありストレスを抱えていると、モチベーションダウンに繋がってしまいます。特に人間関係によるストレスを抱えていると勉強に身が入らなくなってしまうという人は多いようです。
・睡眠不足・疲労の蓄積
睡眠時間が不足していたり疲労が蓄積していたりすると、いくら勉強をしようとしても、勉強に身が入らなくなりがちです。脳が疲労した状態では、どんなに要領がいい人でも勉強効率が落ちてしまい、本来の力を発揮できません。
資格勉強のモチベーションを上げる方法
1.勉強の成果よりも努力を自己評価する
資格勉強の範囲は広く、勉強を始めてすぐには目に見える成果は現れません。
そのため、成果によって勉強の効果を感じるよりも、勉強に対する自分の努力を尊重するようにしましょう。
たとえば、勉強に費やした時間や、解いた問題数、読み込んだテキストのページ数など、勉強に取り組んだ記録を残しておき、どの努力を自分で増やしていくことが大切です。
2.勉強から一旦離れてみる
勉強以外のことで気になることやストレスを抱えている、睡眠不足や疲労が溜まっている状態では、勉強はなかなか捗らないものです。
そのような時は、1日休息をとったり気分転換に出かけたりするなど、勉強から一旦離れてみるとよいでしょう。
勉強をストップしてでも、モチベーションダウンの原因となっているものを排除することは、とても大切です。
3.勉強範囲を絞る
モチベーションダウンしている時は、範囲を絞って勉強を進めるのも効果的です。
自分が取り組みやすい単元から取り組むことで、成果や自信にも繋がりやすくなります。
問題集についても、1冊すべてを一通り解くよりも、細かい範囲に分けて同じ範囲を繰り返し解くようにします。
繰り返すなかで正解率が上がることで、モチベーションアップにも繋がるでしょう。
モチベーションが下がったときにやる気を出す方法を紹介いたしました。
なかなかモチベーションが上がらないという時に、参考にしてみてください。
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