勉強法

資格試験に不合格だったときに考えるべきことは? 再挑戦と合格へ向けたヒント


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資格試験の結果が不合格だった場合、誰でもショックは受けるものです。時間をかけて対策を積んでいれば、なおさら立ち直るのに時間がかかるかもしれません。

しかし、いつまでも落ち込んでいたり自分を責めるのではなく、気持ちを切り替えることが大切です。
この記事では、資格試験が不合格だった際の気持ちを切り替える方法と、再挑戦に向けて考えるべきことについて、ご紹介していきたいと思います。

不合格だった! 気持ちを切り替える方法は?

不合格のショックを引きずったままでは、再挑戦どころか気持ちも前向きにならないものです。まずは気持ちの切り替えを第一に考えましょう。

気持ちの切り替えで効果的なのは、寝ることです。
いままで頑張った自分の労をねぎらい、好きなものを食べて一晩しっかり睡眠をとりましょう。
睡眠によって脳の疲労が和らぎ、前向きな気持ちを呼び起こすことができます。
どうしても気持ちが揺らいで眠れない場合は、一旦資格勉強に関するテキストなどをクローゼットなどに閉まってしまうのもよいでしょう。

充分な睡眠をとった後は、趣味やスポーツなどで気晴らしをしましょう。
趣味に没頭したり、スポーツで汗をかいたりすることは、試験の結果によるストレスの解消に役立ちます。
美味しいものを食べに出かけたり、家族や友人とおしゃべりを楽しむのもよいでしょう。
勉強から離れてリフレッシュする時間を設けることで、気持ちの切り替えができるようになるでしょう。

再挑戦に向けたヒント

気持ちの切り替えができ、徐々に再挑戦への気力が沸いてきたら、失敗した原因を分析してみることが大切です。

「もう少しこの分野をやっておけばよかった」など、苦手分野が明確にわかっている場合は、特に勉強方法を変えずに、今までの方法を継続すれば合格できる見込みがあるでしょう。

一方で、対策を充分にしたはずなのに合格できなかった場合は、何を改善したらよいのかについて、次のことをヒントにしっかりと分析してみましょう。

・使用した教材は適切だったか
しっかりと取り組んだはずの教材で合格できなかった場合、教材のレベルが低い、または自分に合っていない可能性があります。わかりやすい言葉で解説されているかどうか、要点が絞られ重要度が分かる工夫がされているかどうか、自分がこなせる量かどうか、などを中心に、教材を見直してみることも大切です。

・勉強時間は充分だったか
勉強時間が足りなかったと感じたら、勉強に充てられる時間を増やすことができないかについて、隙間時間を含めて見なおしてみましょう。

・勉強の環境は適していたか
効率の良い勉強時間の確保には、勉強の環境も重要です。勉強中に集中が途切れることが多い場合は、環境の改善を試みましょう。自宅内で勉強をする場所を変えてみたり、図書館やカフェでの勉強を検討するなど、集中できる環境について見直してみましょう。


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試験に失敗した際は、まずは気持ちを切り替えることが大切です。
一時的に勉強を休み、再挑戦に対して前向きな気持ちになったら、失敗の原因をしっかりと分析し改善の対策をとるなかで、モチベーションを高めていくようにしましょう。

コラムの運営会社

東京法経学院

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