勉強法

かえって逆効果!? 試験前の追い込みでやってはいけないこと3つ


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資格試験の本番が迫った時期には、「追い込みをかけるぞ!」と意気込む方も多いのではないでしょうか? しかし中には、間違った追い込み方法で勉強してしまう方も少なくありません。
ここでは、試験前の追い込みでやってはいけないことを3つご紹介します。

 

試験前の追い込みではNG! やってはいけない勉強法3つ

試験前の追い込み時期になると、根を詰めて勉強をする方も多いでしょう。ここでは試験前についやってしまいがちな、間違った勉強法を3つご紹介します。

追い込み時期に新しい勉強を始める

追い込みの時期にもっともやってはいけないのが、新しい勉強を始めること。時間に余裕のあるときなら問題ありませんが、試験前ギリギリに新しい参考書や問題集を追加しても、覚えきれず中途半端で終わってしまいます。
試験直前の時期は、これまで使っていたテキストや過去問を中心に、確実に点数が取れるよう復習をするほうが効果的です。

詰め込みで長時間勉強する

「勉強時間は長ければよい」という認識が強いですが、勉強を長くすると眠りにつきにくくなります。睡眠不足になったり、睡眠の質が低下したりすれば、体調面にも影響が及んでしまいます。
 
試験前の追い込み時期には「少なめの時間で質の良い学習」をすることが重要です。これはプロスポーツ選手が試合前に練習量をセーブし、ハイパフォーマンスを発揮するのと似ています。
普段からコツコツ勉強ができているのであれば、分からない箇所を重点的に復習したあと、全体をさらっとおさらいする程度でかまいません。

ノート作りにこだわりすぎる

資格試験に挑戦する方の中には、試験前に見直すための「ノート作り」にこだわる方も多いもの。しかし、ノート作りにこだわりすぎるのは控えましょう。試験直前に見直せる量は限られているうえ、目的が「ノートを綺麗に作ること」へすり替わってしまい、学習効果が得られにくくなってしまいます。

試験前の追い込みにおすすめの勉強法とは?

試験前に追い込みをしたいというとき、どのような勉強をすればよいのでしょうか。おすすめの勉強法は次のとおりです。

過去問で勉強するときは「最新年度」を重点的に!

資格試験では、最新年度の問題が出やすいといわれています。つまり「前年度」の過去問を重点的に学ぶことで、資格試験で点数が取りやすくなる可能性が高まるのです。
試験前で本番までに時間が無いときは、一番新しい過去問題集で学びつつ、傾向や課題を把握しておきましょう。

間違いやすい箇所はスマホで写真を撮って復習

間違いやすい箇所を見直しやすくするのにおすすめの方法は、テキストや問題集で間違いやすい問題をスマホで写真に撮ること。スマホに残しておくことで、移動中などにサッと見返せるうえ、書く手間が省けます。
完璧に覚えたり、理解したりしたら画像を削除していきましょう。

食事はいつも食べているものを中心に

試験直前は体調管理にも気を付けたいものです。中でも重要なのが、「食べ物」による体調不良。胃腸炎や発熱などによる欠席を防ぐためにも、試験の3日前くらいからは、食べ慣れないものを避け、食べ慣れたものだけを食べるようにしましょう。

試験前こそ冷静に! 落ち着いて対策をしよう


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試験前はつい詰め込み学習をしがちですが、睡眠不足や体調不良などにより受験ができなければ元も子もありません。特に、年に1回しかない土地家屋調査士や司法書士、行政書士といった試験の場合は、体調管理を重要視すべきです。
また、効果がイマイチな学習法をするのも、時間がもったいないといえます。
 
焦りがちな試験前こそ落ち着いて、無理なく学習を行うこと。さらには、正しい生活習慣で体調を万全にしておくことを意識しましょう。

コラムの運営会社

東京法経学院

株式会社東京法経学院は10年以上にわたり、土地家屋調査士・測量士補・司法書士・行政書士など、法律系国家資格取得の受験指導を行ってきました。
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