勉強法

集中力が切れたら休憩しよう! 学習効率を上げる「気分転換」の方法


集中力が切れたら休憩しよう! 学習効率を上げる「気分転換」の方法

人間が集中できる時間には限りがあり、根を詰めて勉強を続けると集中力が散漫になり効率も落ちてしまいます。
資格試験の勉強をするときには、適度に休憩や気分転換を取り入れたほうが結果的に効率アップにつながるのです。
この記事では、勉強中にどのような頻度でどのような休憩を取るべきなのかを紹介していきます。

 
 

人間の集中力は長時間持続しない!

人間の集中力が持続する限界は、90分から120分といわれており、その中でも最も集中力が高い状態は60分程度しか続かないといいます。
休憩せずに長時間勉強を続けるとなかなか身につかず、いわゆる「カラ勉強」の状態になってしまいます。
間に10分から30分程度の休憩を挟み、気分転換をしながら学習をすれば効率が高まりますよ。

「なにもしない」ことが気分転換になる

勉強の合間にせっかく休憩タイムを設けるのなら、スマホをいじったりテレビを観たり、読書やネットサーフィンといった過ごし方は避けたいですね。
確かにこういった過ごし方は気分転換になりますが、脳や目を酷使する過ごし方をすると勉強の疲れが取れにくくなるのです。
休憩中には体をじっくりと休めることを意識しましょう。一番いいのは、なにもしないことです。
できるだけ脳を空っぽにするよう意識し、ぼんやりと過ごすのが効果的です。

目を休めることが集中力アップにつながる

勉強に集中していると目の疲れが溜まりやすくなります。
疲れを感じたときには目を閉じて休むだけで、疲労が劇的に改善しますよ。
勉強の合間に短時間の仮眠を取るのも有効な方策です。ただし、そのままぐっすりと眠ってしまうのは避けたいですね。
20分程度の仮眠を取るか、少しの間目を閉じてじっくりと休み、疲労を回復させましょう。

簡単な瞑想をして集中力を高めよう

気分転換にゆったりと目を閉じて簡単な瞑想をするのも効果的です。
椅子に座るか横になるかし、目を閉じて力を抜き、ゆっくりと呼吸をしていきます。
目を閉じているときには、楽しいことや良い思い出のことを考えたり、資格を取得して専門家として活躍している自分を思い浮かべたりしましょう。
いいイメージを作りながら10分程度瞑想することで、気分が高揚しモチベーションが上がりやすくなります。

糖分を摂取するのも集中力アップのコツ


生活リズムを朝型にしよう

集中して勉強を続けていると、頭のエネルギーを消費して糖分不足の状態が起こります。
脳が糖分不足になると集中力が落ちるだけでなく、疲れやすくなったりイライラしやすくなったりすることもあります。
こうなってしまうと学習の効率も低下してしまうため、糖分を摂取して脳のエネルギーを補給することが大切です。
勉強の効率を高めるために、チョコレートやラムネ菓子などを少量用意してみてはいかがでしょうか。

「資格取得のためには寝る間も惜しんで勉強するべき」と考える方もいるかもしれませんが、勉強は適度な休憩を挟みながら取り組むのが最も効率的といえます。
集中力を高めたいという方は、ここに挙げた気分転換法から自分に合うものを取り入れてみてくださいね。

コラムの運営会社

東京法経学院

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