「勉強をしているとすぐに集中力が切れてしまう」という方は案外多いものです。そんなとき、集中力をアップさせられる方法があればうれしいですよね。
そこで今回は、誰でもすぐに実践できる「集中力アップの方法」をピックアップしてご紹介します。
目次
まずは集中力が続かない原因を取り除こう!
集中力には個人差が大きく、長時間集中力が切れない人もいれば、短時間で集中力が切れてしまう人もいます。実は一般的な人の集中力は「15分程度」が平均値であり、それほど長く続かないのが普通なのです。
勉強においては、“いかに集中できるか”が重要となります。そのためには、集中力を削いでしまう「原因」を取り除き、集中しやすい環境づくりをすることが第一歩です。
例えばスマホや仕事などの書類・資料、テレビのリモコンなどは、集中力が削がれる原因になります。
特にスマホは、通知が気になったり、無意識にネットサーフィンやSNSチェックなどをしてしまったりしやすいので要注意。勉強中につい見てしまう、触ってしまうものは机の周りから見えない場所に置いてしまいましょう。
また、机周りが散らかっているのも集中力が低下する原因になります。勉強をする机やテーブルには必要最低限のものだけを置くようにしましょう。
まずは集中力が続かない原因を取り除こう!
集中力をアップさせるにはさまざまな方法があります。ここでは、5つの方法をご紹介します。
①「とりあえず5分だけ」の気持ちで勉強を始める
人の脳は作業をやり始めるとやる気・集中力が発揮される性質があります。これを「作業興奮」といいますが、勉強でも同じことがいえます。長時間勉強しようとするとなかなかやる気が出ず、集中もしにくいもの。まずは「とりあえず5分」でいいので、勉強を始めてみましょう。
②15分区切りで勉強する
人の集中力が持続する時間は15分程度です。これを利用して「15分勉強→休憩」というサイクルで勉強を進めると、集中力を一定に保ちやすくなります。休憩時は体を軽く動かすと、疲れからくる集中力切れも防げますよ。
③タイムリミットを設ける(締め切り効果)
人の脳は「ここまでにやる」というリミットを決めることで、集中力を発揮しやすくなります。いわゆる締め切り効果ですが、勉強にも応用してみましょう。
勉強する範囲を決めて「今日○時までに学習を終わらせる」と期限を設けましょう。タイムリミットの30分前にアラームが鳴るように設定しておくと、より一層集中力を発揮しやすくなりますよ。
④耳栓、イヤフォンでノイズを遮断する
人の話し声や電話の呼び出し音など、不規則な音は集中力を削いでしまいます。勉強において特に集中したいときは、耳栓やイヤフォンなどで外部の音を遮断してしまいましょう。近年はノイズキャンセリングタイプの耳栓・イヤフォンもありますので、うまく活用してみましょう。
また、無音で落ち着かない方は、川のせせらぎなどの規則的な自然音を聞くと集中力が増します。
⑤「勉強のToDoリスト」でやるべきことを整理する
仕事でもそうですが、勉強においても「何からやればいいか」という迷いがあると、集中力が散漫になりやすいです。そのため、勉強に入る前にToDoリストを作成し、優先順位をつけましょう。
リストを作ることで頭の中が整理されるほか、リストの項目を終わらせたいという意識が働くので、集中しやすくなります。
まずは集中力が続かない原因を取り除こう!
集中力がアップすれば、勉強内容がより頭に入りやすくなります。結果的に勉強効率もアップするため、短期間で学習効果を上げることができるでしょう。
集中力が続きにくい方は、本記事でご紹介した方法を試してみてくださいね。
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