試験勉強を乗り越えるためには、いかにして集中力を維持し続けることができるかが重要になります。そこで手軽に集中力を高める方法として「食べ物をとること」が挙げられますが、具体的にどのような食べ物を食べることで集中力を高めることができるのでしょうか?
今回は集中力を高めることができる食べ物をいくつかピックアップしていきます。
集中力アップに役立つ食べ物
チョコレート
チョコレートが持っている香り成分と苦み成分の中に「テオブロミン」というものがあります。これは記憶力や思考力を高め、集中力も高める成分が含まれています。
また、チョコレートにはポリフェノールが含まれており、これを摂取することでネガティブな感情を抑える役割を持つのが特徴です。心を整える役割もあるため、勉強中には用意して置きたいお菓子の1つといえるでしょう。
ピーナッツ
ピーナッツには「レシチン」「コリン」という成分が含まれており、脳機能を活発にする役割を持っています。このため前述したチョコレートと合わせた「ピーナッツチョコレート」は集中力を高めるお菓子として効果的です。
またピーナッツには血糖値を少しずつあげる役割もあります。血糖値が急激に上がると体は血糖値を一気に下げようとしてしまい、それにより眠気を引き起こしてしまう可能性があるのですが、この働きを抑える点でもピーナッツの摂取は効果があるといえるでしょう。
ドライフルーツ
ドライフルーツには糖質が含まれているため、イライラを抑えたり、集中力の低下を補う役割があります。またそのほかにも食物繊維・ビタミン類も含まれているため栄養価としても期待できますね。
ドライフルーツは噛み応えがあるものが多いため、噛むことから脳を活性化させる点でも集中力の向上に適したお菓子です。
バナナ
バナナにも糖質が含まれていますが、それだけでなく「トリプトファン」という成分も含まれています。この成分は脳の働きを活性化させるだけでなく、集中力を高めるセロトニンを生み出す材料となっているため、バナナを取りいれるのも効果的です。
その他にもビタミンCが多く含まれている点が特徴です。ビタミンCが不足してしまうとストレスに弱くなる傾向がありますが、多く摂取することでストレスに強い体を作ることができます。長時間の勉強が続くとストレスが溜まりやすくなりますが、ビタミンCを摂取し、ストレスに強い体を作っていくことも試験を乗り越えるためには大切ですよね。
たまご
たまごにはピーナッツに含まれている成分に似た「卵黄レシチン」が含まれています。これは脳内の情報伝達をスムーズにする役割を持っており、記憶力・判断力・認識力を高める働きがあります。ゆでたまごにして勉強の合間に取りいれてみてはいかがでしょうか。
長時間の勉強を続けていくと、どうしても行き詰まる時もあるものです。そういった時は一休みして、今回紹介した食べ物を食べてみてはいかがでしょうか。資格試験の合格を勝ち取るためにも、時には休憩を挟み、栄養をしっかりと摂取して、勉強の質を高めるよう心がけましょう。
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