資格の勉強のために机に向かうときにコーヒーを飲むという方は少なくないと思います。中には「コーヒーを飲むとなんだかスッキリする」という理由で、コーヒーが手放せないという方もいるのではないでしょうか。
実はコーヒーには、学習の効率をアップさせてくれる嬉しい効果がたくさんあるのです。
そこで今回は、勉強中にコーヒーを飲むべき理由についてご紹介いたします。
コーヒーがもつ「集中力向上効果」とは
コーヒーに含まれているカフェインには、集中力をアップさせてくれる効果があるといわれています。
「コーヒー摂取による作業成績の向上とストレス反応の軽減」という研究論文によると、カップ1杯のコーヒーを飲む人と飲まない人を比べたところ、コーヒーを飲んだ人のほうが作業成績が高まることが分かりました。
実際、コーヒーを飲みながら勉強や仕事をするとはかどるという実感をもつ方もいることでしょう。勉強に集中できないときには、熱々のコーヒーを飲んで集中力を高めてみましょう。
コーヒーには「記憶力向上効果」もある?
アメリカのジョンズホプキンス大学の実験では、コーヒーのカフェインに記憶力向上効果があることも分かっています。
実験では、カフェイン入りのコーヒーとそうでないコーヒーを飲んだグループにそれぞれ写真を見せて記憶力の計測をしました。結果としては、カフェインを摂取したグループのほうが記憶力が良かったのだそうです。
資格取得のための勉強をする中で、記憶しなければならない事柄はたくさんあります。コーヒーを飲みながら勉強すれば、効率的に記憶することができるかもしれません。
コーヒーの「リラックス効果」にも注目
コーヒーを飲むこと自体がストレス解消になっているという方もいることでしょう。コーヒーの深い味わいに癒しを感じるという方も多いはず。良い香りのするおいしいコーヒーには、高いリラックス効果があります。
資格の勉強を長く続けているうちに、勉強がストレスになってしまうこともあると思います。こういったときにはコーヒーの香りや味わいを楽しんで上手にストレスを解消していきましょう。
甘いコーヒーで「疲労回復」を狙おう
甘いものに疲労回復効果があることはよく知られています。疲れが溜まっているときには、コーヒーにミルクや砂糖を入れたり、カフェラテなどにアレンジしたりして飲んでみましょう。
甘めのコーヒーを飲んで疲れを取れば、勉強もはかどりやすくなりますよ。コーヒーブレイクのついでに少し歩き回ったり深呼吸したりするのも、疲れを和らげる効果的な方法です。
コーヒーには集中力や記憶力を高める効果のほか、リラックス効果や疲労回復効果も期待できます。
とはいえ、コーヒーにはカフェインが含まれるので飲みすぎは禁物。カフェインは摂取しすぎると依存症になりイライラしてしまうこともあるので、コーヒーは1日500ml程度にとどめ、上手に付き合うのがポイントです。
コラムの運営会社
株式会社東京法経学院は10年以上にわたり、土地家屋調査士・測量士補・司法書士・行政書士など、法律系国家資格取得の受験指導を行ってきました。
通学・通信講座の提供だけではなく、受験対策用書籍の企画や販売、企業・団体の社員研修もサービス提供しています。
詳細は、各サービスページをご確認ください。
土地家屋調査士試験、測量士・測量士補試験、司法書士試験、行政書士試験、公務員試験