資格試験の合格、不合格を分けるのは、学力や知力といった元々のポテンシャルだけではありません。その人ならでは持つ“特徴”も合格と不合格を分ける決め手になります。
さて、資格試験に合格しやすい人の特徴とは、一体どういったものなのでしょうか。
以降で厳選して6つご紹介します。
自分の強みと弱みを理解している人
自分の強みと弱みを理解している人は、資格試験に合格しやすい傾向にあります。
特に弱みの部分を理解し、自分自身で認め、重点的に克服できることが大きなポイントとなるのです。
まずは試験の内容の全体像を把握し、どの部分が強く、どの部分が弱いかを早い段階から把握することが大切です。
休憩を入れる人
人間が集中力を維持できるのは45分~1時間が限界と言われています。それ以上ぶっ続けで勉強を行うと徐々に集中力が落ちていき、机に向かっていても無駄な時間を過ごしているのと変わらなくなってくるでしょう。
資格試験に合格し易い人はこの休憩の取り方が上手です。1時間~2時間程度でしっかりと休憩を挟み、頭をリフレッシュしながら勉強をしている人は資格試験に合格し易い傾向があります。
計画を立て勉強する人
資格試験は難解な内容になるほど、無計画で行うと不合格になる可能性が高くなります。無計画に行うと日々の勉強の質も低下しますし、モチベーション自体も下がるからです。場合によっては試験日までに勉強が間に合わないケースも出てきてしまいます。
このため、試験勉強をする際には計画に基いた学習をすることが大切です。
自分に合った勉強法を確立している人
勉強法には「合う・合わない」があります。たとえば有名な資格スクールが熟成して造り上げた勉強法であっても、合わない人がそれを行うと不合格になってしまうことは珍しくありません。一方で自分が一番頭に詰め込み易い勉強法を確立できている人は、たとえそれが独学であってもすんなりと合格してしまう方が多いです。
途中で悩み込まない人
資格勉強をしていると、途中で分かり難い部分はどうしても出てきます。そういった部分で悩み込まず、分からない箇所は一旦保留にして切り替え、まずはどんどん先に進んでいく人が資格試験に合格しやすい傾向があります。全体を抑えると自然と理解できてしまうこともあります。
ただし、分からない箇所をそのままにしておくのはNGです。分からない箇所はメモなどをしておき、頃合を見計らって復習をするようにしましょう。
合格宣言をする人
目標に対して宣言をする人は、それを実現させ易いです。これは資格試験においても同じです。特に家族や恋人など、大切な相手に宣言するほど深層心理にプレッシャーを掛けられるため、合格を実現させやすいです。
今回挙げた6つの特徴は、特に資格試験の合格に強く関わってくる要素です。もし6つ全てをかね揃えている人であれば、今目指そうとしている資格試験に意外とすんなりと合格できるかもしれません。
また、今後資格試験を受験しようとしている人は、試験合格を目指すためのポイントとすると良いでしょう。
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