勉強を続けていると「つまらない」と感じる方は多いかもしれません。そもそもどうしてつまらないと感じてしまうのでしょうか? ここではその原因について解説するとともに、勉強がつまらないと感じたときのモチベーションアップの方法を3つご紹介します。
目次
そもそも勉強がつまらないと感じる原因とは?
そもそも、どうして勉強がつまらないと感じてしまうのでしょうか。考えられる原因としては、次のようなものが挙げられます。
目標・目的が明確ではないから
子どもの頃に九九を覚えさせられたり、ひたすら漢字の書き取りをさせられたりしたときに「つまらない」「早く終わりたい」と感じたことがある人は多いのではないでしょうか。これは、「なぜこの学習をするのか」「何に役立つのか」といった目標や目的がないまま、作業だけをさせられているからです。
こうした現象は大人になってからもしばしば起こります。なんとなく「資格が取りたいから」と勉強を始めても、目標や目的がはっきりしていないと「勉強がつまらない、疲れる」と感じやすくなってしまうのです。
続けていても成長が感じられない
「勉強を頑張って続けているのに、過去問の問題や模試でいい点が取れない」「内容がなかなか覚えられない」などの理由で、勉強自体がつまらなく感じてしまうケースがあります。このような場合は自分自身で大きなプレッシャーをかけてしまっていることも多いのです。その結果、後ろ向きな気分になったり、つまらないと感じてしまったりすることがあります。
つまらない勉強を面白くする対策法は?
勉強がつまらないと感じている現状を打開するには、次の4つの対策法を試してみてください。
毎日の目標を決め、達成したら自分にご褒美をあげる
勉強のモチベーションを維持するには、「長期目標」のほかに「短期目標」を決め、クリアしたとき自分に対してご褒美をあげるのがおすすめです。
短期目標はクリアしやすいものを設定しましょう。たとえば「今日はテキスト2P分をやる」と目標を決め、クリアできたら自分にご褒美をあげます。ご褒美は好きな食べ物や娯楽など何でも構いません。
達成したらこれをする、と決めておけばモチベーションが維持しやすくいですし、一種のゲーム感覚で勉強に取り組めるようになります。
勉強貯金ノートで達成感アップ!
勉強がつまらないと感じてモチベーションが下がっているときは、「勉強時間の貯金通帳」を作ってみましょう。やり方は簡単で、勉強した時間をストップウォッチなどで測り、ノートに書いていくだけです。何をどのぐらい勉強したのか記録に残しておけば、後から見返したときに「自分、頑張っているな」とポジティブな気持ちになれます。続けていくと、「もっと記録を残したい」と自然にモチベーションが上がっていきます。
興味のあることから勉強をする
興味の持てないことに対して頑張ろうと思っても、多くの人はなかなか難しいはずです。そこでおすすめなのが、自分が興味のある勉強からスタートすること。「面白そう」と思うことなら必要以上に頑張らなくても意欲的に勉強が進められます。また、興味のあることから派生して、これまで興味が持てなかった勉強にも手が伸びるかもしれません。そうなれば、結果として必要な勉強範囲をカバーできるようになるでしょう。
勉強がつまらないときでも、工夫次第で面白くなる!
勉強はこれまで知らなかった知識を身に着け、知的好奇心を満たしてくれるものです。また、勉強の延長線上には「資格の取得」「キャリアアップ」といった可能性も広がっています。
勉強がつまらないと感じたときは、これまでとは違う方法で勉強が楽しめないかを考えてみましょう。
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