勉強法

体を動かそう! 勉強の効率を高める運動の取り入れ方


体を動かそう! 勉強の効率を高める運動の取り入れ方

皆さんは勉強をしていると「疲れてやる気が出ない」「たくさん勉強しているはずなのに内容が頭に入ってこない」というときがありませんか? もしかするとそれは、勉強によって脳が疲れているからかもしれません。そんなときには思い切って体を動かすことで、学習効率がアップしますよ。
今回は学習効率と運動の関係についてご紹介するとともに、運動の内容やタイミングといったポイントについても解説します。

 

体を動かして学習効率アップ? 勉強と運動の関係とは

勉強と運動は一見正反対のようにも思えますが、実は密接な関係があります。
例えば「本やテキストを読んで内容を理解する」「計算問題を解く」といったことをしているときと有酸素運動をしているときは、脳の同じ領域が働いているという研究結果があるのです。さらに、適切な運動をすることで脳の血流が良くなり、思考力・集中力が飛躍的にアップするともいわれています。つまり、勉強前や勉強の合間に運動をして体を動かせば、より効率的に知識を身に付けることができるというわけです。

いつ、どのような運動をすればいい?

運動は勉強によい影響を与えますが、具体的にはいつ、どのような運動をすればよいのでしょうか? 以下の運動を、適切なタイミングでおこなってみましょう。

やる気を出したいときは「ドローイン」

疲労が蓄積して脳の血流が悪くなると、勉強に対するモチベーションが維持しにくくなります。どうしてもやる気が出ないときは「ドローイン」を試してみましょう。
この運動は息を吐きながらお腹を凹ませることで、お腹にある腹斜筋や腹横筋などを刺激し、インナーマッスルを鍛えるというもの。足を軽く開いてまっすぐ立ち、息を少しずつゆっくり吐きながら下腹部を凹ませていきましょう。そのまま30秒ほど、浅い呼吸をしながらお腹が凹んだ状態をキープすればOKです。

勉強中のリフレッシュには腕立て伏せ

勉強中に集中が途切れてしまったときや、勉強で覚えたことを定着させやすくしたいときは「腕立て伏せ」がおすすめです。腕立て伏せは関節の一部を固定し、力を加える運動「アイソメトリック」の一種で、脳をリフレッシュさせる効果があります。
また、脳の疲れが取れると再び活発に働くようになるため、脳が活性化して記憶力もアップしますよ。

朝の運動で集中力アップ

ウォーキングやジョギングなどの有酸素運動は、脳の働きを活性化させ、記憶力や情報処理能力などを高める効果があります。これらの運動を朝におこなえば「テキストの内容を暗記する」「難しい計算問題にチャレンジする」など勉強の課題もスムーズにこなせるようになるでしょう。さらに、眠たい体をシャキッと目覚めさせてくれるので、その後の勉強に集中しやすくなるという効果もあります。
ほかにはダンスや体操なども脳を活性化させる効果がありますので、自分が楽しんで続けられそうなものを選んでみましょう。

気分転換にも◎ 勉強中は上手に運動を取り入れよう


気分転換にも◎ 勉強中は上手に運動を取り入れよう

長い時間机に向かって勉強を続けていると、姿勢が悪くなったり血流が悪くなったりするため、脳も疲れやすくなってしまいます。また、肩や腰などの筋肉が凝り固まるのは、体にとってもよくありません。
適切なタイミングで運動をおこなえば頭と体をリフレッシュすることができ、勉強の効率もアップします。「勉強がはかどらない」と思ったときや「よりたくさんの知識を身に付けたい!」というときに、ぜひ試してみてくださいね。

コラムの運営会社

東京法経学院

株式会社東京法経学院は10年以上にわたり、土地家屋調査士・測量士補・司法書士・行政書士など、法律系国家資格取得の受験指導を行ってきました。
通学・通信講座の提供だけではなく、受験対策用書籍の企画や販売、企業・団体の社員研修もサービス提供しています。
詳細は、各サービスページをご確認ください。
土地家屋調査士試験測量士・測量士補試験司法書士試験行政書士試験公務員試験