「資格の勉強を始めようとしても、なんとなく億劫でなかなか勉強に手が付けられない……」という人は多いもの。かといって、勉強しないままでは資格試験の合格は難しいですよね。勉強したくないとき、やる気を出すにはどうすればいいのでしょうか?
ここでは勉強したくないときに試してほしい、やる気スイッチをONにするための対処法をご紹介します。
目次
勉強したくないときにすぐ試せる! やる気を出す方法
「勉強したくない」と感じるときは、心が疲れていたり、目的・目標が曖昧だったりすることが多いもの。また勉強そのもののハードルが高すぎると、勉強に対する意欲がなくなってしまうこともあります。
勉強したくない……と感じたときには、以下の5つを試してみて下さい。
少しでもいいから始める
勉強に気乗りしないときにおすすめしたいのが、とにかく少しでもいいから始めてみること。
人が面倒くささを感じるのは「始めるとき」がピークです。しかし何かを始めたあと、5分ほどすると「ドーパミン」が脳から分泌され、やる気や集中力がわいてきます。これを「作業興奮」といいます。
勉強したくないときは、「1問解いてみる」「1P読んでみる」など、ハードルの低い作業からスタートしてみましょう。
コイントスで勉強を始めるか決める
勉強のやる気が出ないときのユニークな勉強法として「ギャンブル勉強法」というものがあります。
これはあらかじめ「負けたら勉強する」というふうに決めておき、コイントスの表裏やサイコロの出目の結果でギャンブルをおこなうというもの。遊び感覚で勉強するかを決めることで、勉強に対するハードルがグッと低くなります。
絶対に達成できる「小さな目標」を決めて取り掛かる
勉強の目標が高く感じてしまいおっくうになる人は、絶対に達成できる“小さな目標”を決めて取り組む方法がおすすめです。
これは「テキストの見開き1P分を学ぶ」「問題集1P分を解く」など、スモールステップで目標を達成していくというもの。継続して達成感を味わうことで自信が持てるようになり、やる気が継続しやすくなります。
「勉強のごほうび」を用意する
勉強が気乗りしない……というときは、自分へのごほうびを用意するのもおすすめです。
ごほうびは「勉強を終わらせたら見たかった映画を見に行く」「カフェでおいしいコーヒーを飲みながら勉強する」など何でもかまいません。報酬を得るという目的を作ることで、勉強へのやる気がわいてきます。
好きな単元から勉強する
勉強したくないときは、苦手な単元を飛ばして好きな単元から勉強し始めてもかまいません。好きな単元をひととおり学べば、苦手な単元があっけないほど簡単に理解できる……なんてケースも多いからです。
勉強したくないときこそ、楽しく続けられる勉強方法を選びましょう。
どうしても勉強したくないときは休息でリフレッシュしよう
ここまでは勉強したくないときにやる気を出す方法についてお伝えしてきました。しかし時には、疲れていたり落ち込んでいたりして、どうしても勉強に気乗りしないときがあるのではないでしょうか。
そうなったときは、思い切って勉強から離れ、自分の好きな趣味やお出かけを楽しんだりするのがおすすめです。心身ともにリフレッシュできれば、次に勉強を再開するときに自然とやる気がわいてくるようになります。
ただし、休息だからといって勉強を先延ばしにするのはNG。休息を取るときは、はじめに「この日から勉強を再開する」というふうに決めておき、時期が来たら必ず勉強を再開しましょう。
勉強は継続が大事! やる気に左右されにくい仕組みを作ろう
資格勉強はコツコツ続けることが大事。継続して勉強することで、学んだことが知識として脳に定着し、自在に使えるようになるからです。
「自分はどんな方法で勉強のやる気が出るのか」を知っておくとともに、勉強を習慣にしてしまい、やる気に左右されにくい仕組みを作るといいですよ。
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