資格試験に向けて勉強していると、理解すべきこととは別に、とにかく覚えなければならないこともたくさんありますよね。
「新しいことを学ぶのは楽しいけど、暗記は苦手……」と感じている方も多いのではないでしょうか。
記憶力というのは、ちょっとしたコツで高めることができるものです。
今回は記憶力アップに効果的なコツをご紹介したいと思います。
目次
コツ1:自分がすでに記憶していることと関連付けて覚える
まったく取っ掛かりのない内容よりも、これまでに知っていることや理解していることと関連性のある内容のほうが記憶に残りやすいものです。
すでにしっかりと記憶されていることと関連付けて新しいことを覚えることで、その記憶と一緒に新たに覚えたことも思い出しやすくなります。
コツ2:声に出す、手で書くなどいろいろな感覚を使う
暗記したい内容は、テキストを目で見るだけではなく、声に出したり、手で書いたりといった方法を組み合わせて、感覚を刺激しながら覚えることで記憶が定着しやすくなります。
記憶したい内容を勉強するときは、なるべくいろいろな感覚を使うことを意識しましょう。
コツ3:覚えた内容をアウトプットする
記憶した内容を人に話して説明したり、ノートに自分の言葉でまとめたりなど、インプットした情報をアウトプットすることも記憶力の定着に役立ちます。
記憶が曖昧では、きちんと説明したりまとめたりすることはできないため、自分が曖昧にしか記憶できていないところを把握できるはずです。
アウトプットのプロセスを組み込むことで、よりしっかりと記憶することができます。
コツ4:良質な睡眠を心がける
日中に体験したことや学習したことは、眠っている間に記憶として脳に固定されます。
学習内容が分類され、ほかの記憶と関連付けられてインデックス化されるためには、レム睡眠とノンレム睡眠どちらも重要だとされています。
覚えた内容をしっかりと定着させるためには、良質な睡眠をとることも大切なのです。
コツ5:暗記したいことは午前中に覚える
朝目が覚めてからの数時間は、記憶力が高まる「脳のゴールデンタイム」であることがわかっています。
睡眠中に記憶が整理されるため、クリアな状態で新しい内容を記憶しやすいのです。
この時間帯を有効に活用して、重点的に覚えたいことはなるべく午前中に勉強することをおすすめします。
以上、記憶力を高めるコツを5つご紹介しました。やっていない方法があった方は、暗記物の勉強に取り入れてみてはいかがでしょうか。
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