仕事や家事・育児などで毎日忙しくしていると、勉強の時間がなかなか取れなかったり、優先順位が後回しになってしまったりするケースは多いものです。しかし、資格取得という目標がある以上、できることなら勉強を続けて結果を残したいですよね。忙しくて時間がなくても、勉強を続けるためのポイントをチェックしてみましょう。
目次
勉強を続けるには学習方法を工夫することが大切!
忙しい人が勉強を続けるには、学習方法を工夫し、効率良く知識を身に着けることが大切。学習のポイントを具体的に見ていきましょう。
1から勉強を始めるなら、テキストを読み込んで全体像を知る
まったく知識のない状態から勉強をスタートする場合は、テキストを複数回読み込んで全体像をチェックすることから始めましょう。何度も読むことで大まかな知識が身に着きます。そこから不安な部分や固めておきたい部分があれば、過去問でチェックしていくとよいでしょう。
知識が多少ある場合は「過去問」をチェック
仕事などで資格に対して何らかの知識を持っている場合は、テキストではなく「過去問」から攻めていくのも賢い方法です。このときのポイントは、問題文→解説、答えの順に確認していくこと。ここで解説を見なくても知っているものは勉強をする必要がありません。
1周目は間違ったり、知らなかったりした部分にチェックを入れていき、2周目からはチェックを入れた部分が完璧になるまで繰り返し解けば、効率良く学習ができます。
分からないことをすぐに調べて記憶に定着させる
忙しくて時間に限りがある中、分からない問題を延々と考えるのは時間のムダです。また、分からないことがそのままになっていると、勉強を続けることすら苦痛になってしまいます。もし分からない問題があるときは、問題集の答えやネット検索などを活用して調べてしまいましょう。こうすることで、スムーズに次の学習に移れますし、モチベーションも低下しにくくなります。
勉強を続けるにはスキマ時間の活用が重要!
「毎日まとまった勉強時間が取りにくい」という人は、スキマ時間を活用するのがおすすめです。
たとえばテキストの内容を音読したものを録音しておき、移動時間などに聴く方法があります。繰り返し聞くことで脳に知識が定着しやすくなるうえ、満員電車や車通勤でテキストを広げられない方でも勉強が継続しやすくなります。
また、タブレットやテキスト、ノートやペンなどの勉強セットを持ち歩いておくのも良い方法です。勉強道具を持ち歩いていれば、ちょっとした空き時間でもすぐ勉強を始められます。
勉強を続けるには「場所と時間」も重要?
勉強を長期間続けるためには、勉強をする場所を固定してしまうのも良い方法です。たとえば「平日は自宅の書斎で、休日は図書館の自習室で勉強する」と決めた場合は、必ずその場所で勉強をするのです。ルーティンとして勉強場所を固定することで習慣化しやすくなり、結果的に続けやすくなります。
ちなみに、「暗記」「復習」といった勉強は夜の就寝前がおすすめです。寝る前にこれらの勉強をおこなえば、脳に記憶として定着しやすくなるからです。反対に脳が活性化して集中力が増す朝は、ノートへのまとめ作業やテストなどの「アウトプット」が適しています。
時間の有効活用が勉強を続けるコツ! 効率よく学ぼう
忙しい中勉強を続けるのは気力、体力ともに大変です。また、時間が限られていてなかなか勉強タイムが作れないことも多いでしょう。忙しい人が勉強を続けるには、スキマ時間の活用や効率よく学習を進める工夫が重要です。効率よく勉強をおこない、資格試験の合格を目指しましょう!
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