資格試験を受けようと思って勉強を始めてみたものの、思うように時間が取れなくてなかなか勉強が進まないとお悩みではないでしょうか?
特に社会人の方は、日々の仕事の忙しさに追われて勉強を習慣化するのが大変ですよね。
しかし、忙しい人ほど、勉強を日々の習慣にしていくことが、資格取得に向けた勉強を上手に進めていく鍵になるのです。
そこで試してみたい方法が、「勉強記録」をつけることです。勉強した時間や内容を記録するメリットや方法についてご説明します。
勉強記録をつけるメリット
勉強の習慣化につながる
「その日の勉強が終わったらノートに記録する」という風に、常に勉強と記録をセットの行動とすることで、一連の行動を習慣として日々の生活に組み込みやすくなります。
例えば一つの資格試験に向けた勉強にも「テキストを読んで理解する」「覚えるべきことを暗記する」「問題集を解く」「解けなかった問題を分析して対策する」など、アプローチがたくさんあります。
日々学ぶ内容や方法が異なっても、最後に記録するという工程を加えることで、脳が一連の取り組みを「勉強のための時間」であると認識し、習慣化しやすくなるのです。
勉強の進行度や課題を把握できる
勉強記録をつけることで、資格試験の合格ラインに対して、現在の自分の勉強がどの程度進行しているのかや、理解がどれぐらい深まっているのかを把握しやすくなります。
試験までの大まかな学習計画に対してペースが遅れていることがわかれば、計画の見直しや日々の勉強時間、勉強方法の改善なども小まめに行なうことができます。
効果的に勉強を進めていくためにも、勉強記録をつけることをおすすめします。
成長を実感できて自信につながる
勉強記録を続けていけば、日々、書き留めた記録の量が増えていきます。
その記録の量を眺めるだけでも、単純に「これだけ勉強したんだ」という自信につながります。
また記録を読み返せば、勉強を始めたばかりの頃はあまり理解できていなかった内容や解けなかった問題などが、勉強を重ねるうちに自然と身についたりわかるようになったりしていることも実感できるはずです。
試験に向けて自信をつけたり、さらなる勉強のモチベーションを高めたりすることにも、勉強記録をつけることが役立ちます。
勉強記録をつける方法やコツ
勉強記録をつける方法は、手書きでもスマホでもPCでも、自分のやりやすい方法を選ぶと良いでしょう。
最近では、勉強記録のためのアプリなどもあるので、そういったものを利用すれば手軽に記録できて、続けやすいかもしれませんね。
手書きのほうが好きな人は、勉強記録用のノートを1冊作って、自分なりのフォーマットで手書きで記録していくのもおすすめです。
記録する内容としては、その日に勉強した内容や時間、理解できたことやできなかったこと、大事だと思ったことなどを書いておくと良いでしょう。
翌日以降、繰り返し見返すことになるので、自然と重要な点や課題を把握しやすくなるはずです。
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