資格を取得することには、本来の意義に加えて、副次的に得られるメリットもたくさんあります。
資格取得に興味があるものの、どの資格にしようか考えている場合には、副次的なメリットも参考にしてください。
今回は、5つご紹介します。
いまや資格は多種多様
現在、日本は資格戦国時代といってもいいでしょう。
国家資格が約300、公的機関や民間団体が認定する資格を含めると、その数は3000以上といわれています。
法律や医療、会計、建築、電気、設備、語学、IT、事務、経営、衛生、飲食などのジャンルがあり、仕事に必要なものから生活や趣味に役立つものまで、さまざまなものがあります。
資格取得を考えるとき、資格取得の目的や理由を明確にしておくことが大切になってきます。
公的資格や民間資格で、同じようなものがある場合には、問い合わせる、友人や知人に尋ねるなどしてよく比較をしましょう。
資格取得には相応の準備期間や労力、費用が必要になりますので、じっくりと資格選びをしてください。
資格取得の副次的なメリット5つ
資格取得には副次的なメリットもありますので、ご紹介します。
・初対面の方との会話のきっかけになる
・難関や話題の資格の場合、注目される可能性がある
・資格保有者同士の交流ができるようになる
・自分自身の時間やモチベーションのマネジメントができる人だという評価を受ける
・やり遂げた達成感があり、自分の能力に自信が持てるようになる
取得した資格を名刺や履歴書に記載しておけば、商談や面接の際、会話のきっかけとなります。
試験内容や受検にまつわるエピソードを話しても良いでしょう。合格率が低い資格や話題の場合には、試験対策や勉強のコツなどが人々の興味を集める可能性が高いです。
資格保有者になったことで会員になれる団体やグループがあれば、最新情報や人脈形成の点から登録することがおすすめします。
資格取得のためには、試験勉強をする時間を作り出すことや勉強の維持継続することが必要になります。
勉強が進まずに苦しくなる局面にぶつかることもあるでしょう。
さまざまな工夫や苦労を重ねての合格には達成感があり、そのこと自体が評価や自信につながります。
仮に資格取得が直接的に就転職や新たな仕事のチャンス、給与アップに結びつかなかったとしても、払った努力が消えることはありません。
資格を取得する副次的なメリットはいくつもありますが、その中でも大きなもののひとつは、目標に向かって努力をすることができるということの証明といえるでしょう。
資格取得には本来の目的に加えて、ご紹介したような副次的なメリットもあります。
本命の資格は少しハードルが高いと感じる場合には、合格できそうな関連資格から挑戦するのもよいでしょう。
資格の取得でステップアップし、目標の実現に向かって前進してください。
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