長い期間をかけて資格試験の勉強をしていくなかで、他の季節はそんなことないのに、冬になるとなぜかやる気が出ない、という方も多いのではないでしょうか。勉強しなければいけないのに思うようにできない日が続くと、余計に気分が落ち込んでしまいますね。
実は冬にやる気が低下しやすいのには、この季節ならではの理由があります。
冬にやる気が低下しやすい理由と、意識してみたい対処法をご紹介します。
目次
どうして冬になるとやる気がでなくなるのか
冬の暗い色合いが気分を落ち込ませる
冬は日常的に目に映る景色の色合いが、どうしても暗くなってしまいます。
外を歩く人々の服装は黒やグレーが多いですし、木や植栽の緑や花も少なく、寒々とした印象です。空もどんより曇っていることが多いですね。
人の気分は目に映るカラーのイメージに左右される部分が大きいので、特に冬は気分が落ち込みやすくなります。
冬季うつの可能性も
冬季うつとは、日照時間が少なくなることでセロトニンという神経伝達物質が減り、無気力や集中力低下といった症状が起きるものです。
どうしてもやる気がでず無気力な日が続いたり、日中に強い眠気を感じたりする方は冬季うつの可能性があります。
冬のやる気をキープするために、意識したい対処法
積極的に日光に当たる
やる気や集中力を維持するために、昼間はできるだけ日光に当たるのがすすめです。
ランチタイムに外に出たり、暖かい日にベンチやテラスに出てくつろいだりするのもいいでしょう。
冬季うつの改善はもちろん、太陽の光が体を活性化させてくれるはずです。
食事やサプリメントでトリプトファンやビタミンDを摂る
冬季うつの場合、セロトニンを作るのに必要なトリプトファンを摂ることが重要です。
トリプトファンはアミノ酸の一種で、魚や肉類、大豆などのたんぱく質に含まれています。
ビタミンDを摂ることも意識しましょう。ビタミンDには落ち込んだ気分を改善させる効果があるといわれています。
食事で摂ることが難しい場合には、サプリメントを活用すると無理なく摂取できます。
深呼吸を意識、有酸素運動にチャレンジ
呼吸が浅いと気持ちが不安定になりやすいといわれています。
意識的に呼吸を深くしたり、休憩中に深呼吸を何度か繰り返したりすることで、気持ちを落ち着かせ、上向かせる効果があります。
さらに、ウォーキングやストレッチ、ヨガなどの有酸素運動をすることで、心と体をリフレッシュさせることができます。
資格試験の勉強時間は、忙しいスケジュールをやりくりしてなんとか確保しているという方も多いと思います。せっかく確保した勉強時間は、集中して有意義に使いたいものですね。
冬もやる気と集中力をキープするために、寒さに負けず、生活習慣を一工夫してみることが重要です。
コラムの運営会社
株式会社東京法経学院は10年以上にわたり、土地家屋調査士・測量士補・司法書士・行政書士など、法律系国家資格取得の受験指導を行ってきました。
通学・通信講座の提供だけではなく、受験対策用書籍の企画や販売、企業・団体の社員研修もサービス提供しています。
詳細は、各サービスページをご確認ください。
土地家屋調査士試験、測量士・測量士補試験、司法書士試験、行政書士試験、公務員試験