資格取得のための勉強を漫然と進めると、飽きてしまったり挫折してしまったりして続かないこともありますよね。継続的に勉強するためには、学習用の手帳を取り入れるのが効果的です。手帳を使って学習スケジュールを立てたり、勉強時間や学習内容を記録したりと工夫して、計画的に勉強を進めていきましょう。
ここでは、資格のための勉強に手帳を取り入れるべき理由や、学習手帳の効率的な活用術について詳しくご紹介いたします。
資格取得に「手帳」の導入が効果的な理由
スケジュール帳を資格の学習に導入すれば、長期的な展望をもち効率的に勉強を進めることができます。記憶を定着させるために、学習の中でつまずいたポイントや苦手な分野について記しておくという使い方も効果的です。
手帳のスペースは限られているので、必要以上の情報を記入することはできません。スペースが小さければ必然的に重要な要素だけを書き込むことになるため、学習のポイントを把握しやすくなります。
学習した内容を手帳に記録することは、自分が積み重ねた実績を可視化することでもあります。「これだけ頑張った」という成果が見えれば、勉強のモチベーションもアップしやすいですよ。
勉強のための手帳、どんなものを選ぶべき?
資格学習のための手帳は、書き込みやすいものを選ぶことが何よりも大切といえます。日付の枠にスペースが広く取ってあるものならば、その日の予定や目標、成果や振り返りを書き込みやすいですね。
タイムスケジュールの記録ができる手帳を選ぶのもおすすめです。時間ごとの予定を書けばメリハリがつきやすくなりますし、その日の出来事と学習内容を結びつけて記憶することもできます。
もちろん、お気に入りのデザインの手帳を選ぶことも重要です。愛着をもって使える手帳を購入すれば、モチベーションアップにつながりやすくなります。
学習の効率をアップさせる、手帳の活用術
まずは、手帳の日付欄やタイムスケジュール欄に日頃の予定や学習予定を記入していきましょう。このとき、仕事などの予定と学習予定を色分けするなど工夫すれば見やすくなります。
スケジュール帳のスペースには、その日の学習内容や学習時間を記入します。学習内容はいくつかのキーワードのみを簡単に書き込むだけでOKです。苦手なポイントや気をつけたい点、その日の学習の感想や次回の目標なども書き込んでおくとよいでしょう。一週間の学習が済んだら振り返りをし、コメントを書き込んでおきましょう。
苦手分野は手帳のメモページなどにピックアップしてまとめておき、時間があるときに見直すのも効果的です。
手帳を活用すれば、学習スケジュールの管理や学習内容の振り返りができます。もちろん手帳は、重要事項や苦手分野を効率的に復習していくためにも役立てることができます。
資格の学習を効率的に進めるためにもぜひお気に入りの手帳を用意し、毎日の学習前や学習後に記録を残す習慣をつけてみましょう。
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