資格取得に向けて勉強をする際、どのようなペースで勉強をしていけばよいのでしょうか?
試験に合格するためにはやみくもに勉強するのではなく、計画を立てて勉強を進めていきましょう。
今回の記事では、試験日までの勉強計画の立て方や、勉強のコツをご紹介します。
目次
効率的に知識を付けるには「勉強の計画」を立てよう!
資格取得を目指して勉強を始めようとしても、何から手を付ければよいのか分からない……という人は少なくありません。
しかし、勉強し始めるのが遅くなると思うように勉強が進まず、必要な知識が得られないまま試験本番を迎えてしまうおそれがあります。
また、ダラダラと勉強を続けてしまうとモチベーションが上がりにくく、途中でやる気を失いやすくなることもあるので、勉強の計画を立てることはとても大切なのです。
勉強計画の立て方のコツ
資格の勉強は覚えることが多く、一気にやろうと思うと大変です。
さらに、どのぐらい勉強すればよいのかを知らないまま勉強をスタートすると、途中で辛くなって挫折してしまうおそれもあります。
そこで、まずは「勉強の計画」を立ててから勉強を進めるようにしましょう。
勉強計画を立てるときのコツは次のとおりです。
合格までに必要な勉強時間を知り、勉強計画を細かく立てていく
資格取得を目指すと決意したら、資格試験の日程をチェックしましょう。
試験本番までの時間から逆算して、「いつまでに・どんな勉強をしておくのか」を決めて取り組むことが大切です。
例えば半年後に試験が行われる場合、勉強スタートから2か月目まではテキストを基に学習を進め、それ以降は過去問題や演習問題を解いて理解を深める、といった具合です。
また、資格のテキストには合格までに必要な勉強時間の目安が記載されているものもあります。
これを参考にしながら「1週間で必要な勉強時間」と「1日あたりの勉強時間」を割り出し、1週間のスケジュールに落とし込んでみましょう。
具体的な目標を立てる
人は明確な目標や時間の区切りがあると中だるみしにくく、集中して勉強に取り組みやすいといわれています。
集中力を発揮し、効率的に勉強を進めるには「この日は参考書1章分を勉強する」「過去問題がミスなく解けるようになるまで反復練習をする」といった具体的な目標を立てましょう。
目標の達成を重ねることでやる気が持続しやすくなり、勉強内容の定着率アップにもつながります。
スキマ時間で勉強できるような工夫をする
仕事などで忙しく、まとまった勉強時間が取れないときは、通勤・通学や昼休み等を利用した「スキマ学習」をして、知識を身に付けるとよいでしょう。
同じ問題集を2冊用意して、1冊は家で勉強するため、もう1冊は分解していつでも持ち歩けるようにしておくのです。
継続して問題を解くことでしっかりと知識が身に付き、試験での正答率がアップします。
資格の勉強の道のりは長い……計画的に勉強を進めて合格を目指そう
資格の勉強は覚えることも多く、大変に感じる人もいるでしょう。
しかし、計画を立てて少しずつ進めていけば怖くありません。
また、勉強は「継続」が大切です。忙しくてなかなか勉強時間が作れないという場合は「朝早起きして勉強時間を確保する」「移動時間や昼休憩後などのスキマ時間で学習をする」といったように、自分の生活リズムに合わせたペースで勉強すると、無理なく勉強が続けられますよ。
コラムの運営会社
株式会社東京法経学院は10年以上にわたり、土地家屋調査士・測量士補・司法書士・行政書士など、法律系国家資格取得の受験指導を行ってきました。
通学・通信講座の提供だけではなく、受験対策用書籍の企画や販売、企業・団体の社員研修もサービス提供しています。