勉強中に鼻が詰まったり、目がかゆくてたまらなかったりする花粉症はやっかいですよね。特に春先から秋の終わりごろまでの時期は、さまざまな花粉に悩まされがちな季節。
花粉症の諸症状が気になって集中できない、という方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、勉強効率を下げてしまう花粉症を和らげる対策方法をご紹介します。
目次
花粉症で集中力がダウン!イヤな症状を予防するには?
2月ごろから秋の終わりごろまでには、スギやヒノキ、ブタクサ、カモガヤなどのさまざまな花粉が飛散しています。この花粉を吸い込んだときに体が過剰に反応すると、くしゃみや鼻水、目のかゆみ、鼻づまりなどを起こすのです。
体の不快な症状が続くと、勉強に対する集中力や能率が著しくダウンしてしまいます。また、花粉症の薬の影響で眠気を感じ、勉強に支障が出る方も多くみられます。
毎年花粉症に悩まされているという方は、次のような予防策を心掛け、症状が強く出るのを防ぐことが大切です。
花粉の付きにくい服を着る
表面に凹凸の多いニット素材の服やフリース素材の服は、静電気が発生して花粉を吸着しやすくなります。花粉が気になる時期は、ポリエステルやナイロンなどのつるつるした素材の上着を着て、花粉の付着を防ぎましょう。
家に入る前に服と髪の毛を払う
外出時についた花粉は家に入る前に払っておくことが大切。特に上着や髪の毛の花粉は玄関を通る前にしっかりと払い落し、家に持ち込まないようにしましょう。
携帯用の粘着ローラーを持ち歩いて、家に入る前に服の花粉を取っておくのも効果的です。
部屋の加湿で花粉を舞い上がらせない
部屋内の空気が乾燥すると、侵入してきた花粉が舞い上がって吸い込みやすくなってしまいます。加湿器をつけて適切な湿度に調整すると、花粉が水分を含んで舞い上がりにくくなります。
加湿器には喉や鼻の粘膜を守る働きもありますので、うまく活用してみましょう。
花粉症のツラい症状を和らげる方法は?
花粉症の予防対策をしていても、どうしても症状がツラいというときがあるかもしれません。そのようなときは、次の対処法を試してみてください。
目のかゆみには冷たいタオルを!
目がかゆいときは、冷たいタオルを目の上に乗せてしばらく冷やすとかゆみが軽減されます。こするとさらにかゆくなるので、こすらないように気を付けましょう。
喉と鼻の不快感には飴やマスクで保湿を
喉や鼻の粘膜は、乾燥することで炎症を起こしやすくなります。のど飴を舐めたり、濡れマスクをつけたりして保湿を心掛けましょう。加湿器をつけるのも有効です。
規則正しい生活を心掛ける
生活リズムが乱れると、免疫バランスが崩れてしまい、花粉症の症状を悪化させることがあります。勉強期間中は特に夜更かしをしがちなので、意識して規則正しい生活を送るようにしましょう。
また、アルコールの飲みすぎや暴飲暴食もなるべく控えることをおすすめします。
花粉症対策で勉強に集中できる環境づくりをしよう!
勉強のやる気が出ても、花粉症の諸症状が気になって身が入らない……となればもったいないものです。花粉症の方は「花粉を家に入れない」「症状がつらいときは緩和できる対策をする」という2点を心掛けてみましょう。
また、花粉症は内服薬や点鼻薬、目薬で辛い症状を和らげることもできます。さらに内服薬には、眠くなりにくいタイプのものもあります。どうしても辛い場合は、我慢せず医師に相談してみるのも1つの方法ですよ。
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