仕事をしながら資格取得を目指す方にとって悩ましいのは、やはり「十分な学習時間を確保することができない」という点ではないでしょうか。
忙しい毎日の中で資格試験の合格を目指すためには、上手なスケジュール管理が必要不可欠です。
ここでは、時間を効率的に使うためのスケジュール管理のポイントについて解説いたします。
目次
上手なスケジュール管理の方法とは
多忙なときこそ、自身のスケジュールを管理することが大切です。
能動的にタイムマネジメントをすればやるべきことが可視化され、無駄な時間を減らすことができます。
スケジュール帳やスケジュールアプリのほか、EXCELやGoogleスプレッドシートなど、スケジュール管理に使えるツールはたくさんあります。
どれを使えばいいか分からない方はいくつかの方法を試し、自身にとって最も使いやすいツールを見つけてみましょう。
効率的なスケジュール管理のコツ3つ
まずはスケジュールを全て書き出してみる
やるべきことが増えていくと、複数のタスクを同時進行させようとして混乱してしまうケースも多いものです。
人間の能力には限界があるので、タスクが多い場合にも1つずつ着実にこなしていけるよう整理しましょう。
まずはスケジュール帳やスケジュールアプリなどを用意し、1ヶ月単位で予定ややるべきことを全て書き出します。
タスクが可視化されれば、スケジュールの管理がしやすくなりますよ。
スケジュールの優先順位を把握する
1ヶ月のざっくりとした予定が分かったら、優先順位を考えていきましょう。
大切な予定や仕事の締め切りは最も重視すべき事柄といえます。重要性の高いそれぞれの予定や作業にどれだけ時間がかかるかをイメージしながらスケジュールを立てていくのがポイントです。
優先度の高いタスクをこなすスケジュールが把握できたら、優先度の低いタスクについても「いつまでにやる」と時間を設定して管理していきます。
重要なタスクの締め切り直前に雑務を入れてしまうとスケジュールに無理が出たり業務の質が下がったりすることもあるので、注意しながら予定を組み立てていきましょう。
スケジュールを詰め込みすぎないことも大切
多忙な方は、スケジュールを管理しようとして予定を隙間なく入れてしまうことがあります。
しかしスケジュールを詰め込みすぎると、予定通りに作業を終えられなかったり体調を崩したりといったイレギュラーに対応できません。
保険のためにも、スケジュールには適切なスキマ時間を設けておきましょう。こうすれば、不測の事態が起きても焦ることなくタスクを処理していくことができます。
タスクを効率的に処理できた場合には、余った時間をスキルアップや自己啓発に充てるのがおすすめです。
スケジュールを上手に管理すれば、「何を優先すべきか」「今やるべきことは何か」といったことがはっきりと見えてきます。
その結果、無駄な時間を削ることができ、学習や仕事を効率的に進めていけるようになるのです。
自身の限られた時間を上手にコントロールするためにも、スケジュールを把握して日々のタスクを上手に管理してみてくださいね。
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