資格取得を目指しているものの「なかなか勉強に取りかかれずついダラダラしてしまう」とお悩みの方も意外と多いのではないでしょうか?
毎日忙しい方にとって、勉強を始めることや毎日継続することは、かなりハードルの高いものといえるでしょう。
しかし、気楽に勉強を始められる方法はいろいろ考えられます。
そこでこの記事では、資格取得に向けての勉強をスムーズに始める工夫やコツをご紹介します。
勉強の目標を高めに設定しない
難関資格の勉強のためには、高い意識を持って勉強を続けることが大切です。
とはいえ「1日○時間必ず勉強する」といった高い目標を設定すると、忙しい日や疲れている日に目標を達成することができず、モチベーションも次第に下がってしまいます。
なかなか勉強が始められないという方は「毎日3分でも机に向かう」「テキストを1ページでも進める」と低めの目標を設定してみましょう。
手に届く成功体験を積み重ねれば、モチベーションを維持しやすくなりますよ。
勉強時間と勉強場所を固定する
「とにかく○時には机に向かう」と決めておくのも有効な方法です。
決まった時間帯には必ず固定の場所に座り、その時間には余計なことをせず勉強に集中すると決めておきましょう。
家での勉強が難しい場合には、図書館やカフェなどに決まった時間に行くようにしてもOKです。
こうすれば、決めた時間帯には別のことをせずシンプルに勉強のみに取り組めるようになります。
簡単な範囲から勉強を始める
学習範囲が難しく取り掛かりにくいため、なかなか勉強を始められないという方もいると思います。
こういった方は、簡単な範囲や既にある程度理解している範囲から勉強を始めるのが効果的です。
難しい範囲の勉強をするときには、解答を先に見て解き方を理解してからあらためて問題を解くという方法もありますよ。
理解しやすい方法で勉強を進めるようにすれば、勉強に取り掛かるつらさを軽減できます。
勉強のご褒美を用意してみる
資格の勉強は、始めてから結果が出るまでにかなりの時間がかかることがほとんどです。
そのため、達成感をなかなか得ることができずにモチベーションが下がってしまうこともあります。
毎日の勉強を維持するためには、やる気が出なくても勉強を始めるようにし、小さな目標を達成するごとにご褒美を用意するという方法が有効です。
「1時間勉強したらお酒を飲む」「1週間勉強をしたら洋服を買う」といったように、短期間ごとの小さなご褒美を設定してみましょう。
最初の1歩を踏み出すことは大変なことですが、勉強を続けて資格を取得するためにはとにかくまず始めることがとても重要です。
ご紹介した方法を実践すれば、毎日当たり前のように勉強をする習慣をつける事ができますよ。
資格取得という大きな目標を達成するために、小さなことからでもいいのでぜひ行動を始めてみましょう。
コラムの運営会社
株式会社東京法経学院は10年以上にわたり、土地家屋調査士・測量士補・司法書士・行政書士など、法律系国家資格取得の受験指導を行ってきました。
通学・通信講座の提供だけではなく、受験対策用書籍の企画や販売、企業・団体の社員研修もサービス提供しています。