勉強に集中するため、試験前にはSNSを自粛するという方もいるかもしれません。
しかし、中高生の間では、SNSで勉強の進捗を報告する「勉強垢」を作って学習に役立てる動きが広がってきています。
SNSは、上手に取り入れれば試験勉強のモチベーションを飛躍的にアップさせてくれることもあるのです。
そこで今回は、試験勉強中のSNSの上手な使い方について解説していきます。
SNSに「勉強垢」を作って効率アップ!
学校の勉強に励む中高生だけでなく、近年では社会人や主婦が資格取得のためにSNSで「勉強垢」と呼ばれるアカウントを作るケースも増えています。
「パブリックコミットメント」といって、人は目標を公言すると、それを達成する可能性がアップしやすくなることが分かっています。
勉強垢を活用すれば、学習の進捗を可視化し、モチベーションをアップさせることが可能です。
毎朝「今日はこれをやる」と宣言し、勉強前には「今から勉強する」とつぶやけば、退路を断って目標を達成するために行動できるようになるのです。
学習後には、勉強内容を振り返り、翌日以降どのように学習を進めていくのかを書き込むとよいでしょう。
同志と交流できるのはSNSならでは
SNSには、同じ資格の取得を目指す人と切磋琢磨し、励まし合える効果があります。
他の人がどのように勉強をしているのか、どんな参考書を使っているのかをチェックしたり、勉強で壁にぶつかったときにポイントを教えてもらったりと、SNSを上手に活用してみましょう。
勉強に疲れたときには、他の人の投稿を見てやる気をアップさせたり、交流を楽しんだりするのも効果的です。
SNSにはさらに、資格試験に関する最新の情報を得られるというメリットもあります。
試験ではどんな点が問われやすいのか、どう勉強するのが効率的なのかといった情報もSNSを使えば簡単に手に入れられますね。
SNSにアップされている合格体験記を読み、今の自分と照らし合わせて将来の姿をイメージし、モチベーションをアップさせるのもおすすめですよ。
SNSを使って学習効率を高める方法
勉強を効率的に進めるためには、Twitterの勉強垢で学習の進捗をつぶやいたり、FacebookやInstagramで学習中のフォトをアップしたりするのが効果的です。
こういったSNSに加えて、勉強を進めることに特化したSNSもぜひ取り入れてみましょう。
StudyplusというSNSは、毎日の勉強を記録し、マイページで学習合計時間などを管理できるアプリです。
学習目標を立てて、同じ目標を持つ人の進捗度を見ながら切磋琢磨できるのがこのアプリの良さといえます。
勉強の進捗状況をお互いにシェアしながら、上手にモチベーションを上げていきましょう。
SNSは勉強の邪魔になると考えている人もいるかもしれませんが、うまく使えば学習効率をグッと高めてくれるのです。
いつでも気軽に活用して、勉強の進捗をつぶやいたり、同じ目標を持つ仲間と励まし合ったりしながら、前向きな気持ちで学習を進めていきましょう。
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