勉強法

勉強しているのに成績が上がらない……その理由とは?


勉強しているのに成績が上がらない……その理由とは?

短時間の勉強量でもメキメキと力をつける方もいれば、そうでもない方もいらっしゃいます。「人一倍時間をかけて勉強しているのに全く成績が伸びない……」と悩んでいる方も少なくありません。
もしこの記事を読んでいるあなたが時間をかけて勉強しているにも関わらず成績に伸び悩みを感じているならば、勉強方法に問題があるかもしれません。
今回は成績が伸びづらい勉強法を3つ紹介し、その対策についてご案内します。

成績が上がりにくい勉強法3選


勉強しているのに成績が上がらない……その理由とは?

●「覚える練習」に時間をかけて「思い出す練習」を行っていない
物事を定着させる方法の1つとして新しいことを覚える「インプット」と、覚えたことを使う「アウトプット」をバランスよく使っていく必要があります。ところが紙に書いて覚える、声に出して覚えるなど、言葉を記憶することに時間をかけてしまう方も少なくありません。
本来ならば覚えた知識を「どのようにして生かすのか」ということも練習しなければならないはずですが、ただただ「覚えることが勉強」と考えてしまって効率的とはいえない勉強に留まってしまうケースがあります。

●ノート作りに時間をかける
「見やすいノート」はそれだけでモチベーションが上がりますし、勉強効率を高めると考えられがちですが、そのノート作りが勉強時間を圧迫させてしまっているようなら要注意です。
試験で大切なことは講義の内容を頭の中に入れ、それを効果的に使うことです。ノート作りに時間をかけてばかりでは、インプットもアウトプットも行う時間を失ってしまい、成績が伸び悩んでしまいます。

●模擬試験をやりっぱなしで放置してしまう
「新しいことを勉強しなきゃ」という気持ちが強い方に良くある傾向ですが、過去に解いた模擬試験を復習しない方もいらっしゃいます。日々の授業に対しての復習が重要だということは認識されていますが、模擬試験の復習を一切行わない方も少なくありません。
人間の脳は繰り返し認識することで、その項目が重要であることを判断し、記憶として定着するようになります。そのため模擬試験や日々の問題などを解き放しにしておくのはとても勿体無いといえるでしょう。模擬試験も一度解いたらしばらく時間を空けて、それでも解くことができるかを確かめることが大切です。

成績を上げる効率の良い勉強法とは?

理想的な勉強を行うことも大切ですが、それと同じぐらい大切なことが「非効率な勉強法を極力抑える」ことです。今回紹介した成績が上がりにくい勉強例のように「勉強時間はあるのに成果が伴わない」という勉強法に陥っていないかを確かめる習慣を持つことが大切です。
もしご自身の成績に伸び悩みを感じているのなら、今一度勉強法を見直してみてはいかがでしょうか。

コラムの運営会社

東京法経学院

株式会社東京法経学院は10年以上にわたり、土地家屋調査士・測量士補・司法書士・行政書士など、法律系国家資格取得の受験指導を行ってきました。
通学・通信講座の提供だけではなく、受験対策用書籍の企画や販売、企業・団体の社員研修もサービス提供しています。
詳細は、各サービスページをご確認ください。
土地家屋調査士試験測量士・測量士補試験司法書士試験行政書士試験公務員試験