「今回の試験こそ頑張ると勉強に意気込んだものの、時間とともにやる気がなくなる」
「せっかく購入したテキストや問題集をほとんど開くことがなかった……」
このように、試験勉強に挫折したことがある方は少なくないはず。
面倒な試験勉強のやる気を保ち続けるのは難しいですよね。一体どのような工夫をすれば、一時のやる気をキープすることができるのでしょうか。
今回は、試験勉強のモチベーションを保つ方法を4つご紹介いたします。
やる気維持のため試験勉強の場所を変える
自宅で試験勉強をしているとき集中力の邪魔をしてくるのが、テレビやゲームなどの誘惑です。
とくに家族と一緒に住んでいて1人になれる部屋がないという場合は、家族の話し声に耳を傾けてしまうということもあるかもしれません。
周囲が気になって試験勉強に集中しづらいという方は、勉強する場所を変えるのがおすすめです。図書館やコワーキングスペースなど、自宅以外のワークスペースを利用するとよいでしょう。試験勉強をしている人が他にもいるため、良い刺激になり怠け防止とやる気のアップにもつながります。たまには環境を変えて、リフレッシュしてみてはいかがでしょうか。
同じ試験勉強をした受験者の合格体験記を読む
独学で試験勉強をしている方におすすめなのが、合格体験記が書いてあるSNSやブログ記事のチェックです。インターネットで検索すると、試験に合格した先輩たちの体験記を見ることができます。どの時期にどこまでの内容を理解しているか、難しい部分をどのように乗り越えたのか、試験前日はどのような準備をしたかなどの、実体験が書いてあります。
試験勉強のペースが適正かどうか不安で、勉強に集中できないという方にもおすすめです。
また、成功談だけではなく失敗談も読んでおくと、反面教師として心にとめておくことができます。ただし、試験勉強に影響があるほど見続けるのは禁物ですよ。
試験勉強の勉強量を8割にし、やる気を維持する
疲れている日も忙しい日も、毎日ギリギリのところまでかんばってしまうと勉強自体が嫌いになってしまい、試験勉強が継続しにくくなってしまいます。
「もう少しできそうだ」というところで余力を残し、試験勉強をやめてみましょう。
次の日はもっと勉強したいという気持ちが芽生え、やる気を維持し続けることができます。10割の勉強を数日続けてその後はやらなくなるよりも、8割の試験勉強を毎日コツコツと続けたほうがやる気を長く保つことができるでしょう。
合格したときの自分をイメージし逆算して試験勉強をする
合格発表の日の自分を想像してみてください。もしこの試験に合格したらどのような世界が待っているのでしょうか。試験勉強を乗り越えて、やる気を維持することができた将来の自分は、そのスキルを利用して憧れの職業に就いているかもしれません。合格した日から現在を逆算してみましょう。1年後または半年後の試験のために今日やるべき試験勉強が見えてきます。今はつらい試験勉強でも、やる気を維持し続ければきっと道は開けます。
また、楽天的すぎる性格の方におすすめなのが、不合格だった場合のイメージを思い浮かべてみるという方法。残念な結果を想像することで焦りが生まれ、勉強せずにはいられなくなるかもしれません。
これらの4つの方法を試しても、どうしてもモチベーションが保てないという方は、いったん勉強から離れて短時間の散歩をするのもおすすめです。
身体を動かすことで血行が促され頭がスッキリし、目線を遠くにうつすことで目の疲れも癒されます。
モチベーションを保つ方法はたくさんあります。まずはこれらの方法を試して、自分に合っているものを見つけてみてください。
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