勉強法

こんな勉強してない? 受からない勉強法を反面教師にしよう


こんな勉強してない? 受からない勉強法を反面教師にしよう

資格試験に合格するための勉強は、ただやみくもに勉強すればよいというわけではありません。学習効率は学習方法で大きく変わります。もし効率の悪い勉強を続けていると、試験に受からない可能性もあるでしょう。
そこで今回は、失敗しやすい勉強法とはどんなものなのかをご紹介します。ぜひとも反面教師にしていただき、「資格試験合格を目指せる勉強」を心掛けましょう。

 

これはNG! 資格試験に受からない勉強法とは?

資格試験の勉強方法によっては、かえって効率がダウンしてしまう可能性も。どのような勉強方法がNGなのか、順に見ていきましょう。

初めから完璧に覚えようとする

勉強する際に「確実に覚えよう!」と意気込んで、1ページずつじっくりと覚えていくという方も多いのではないでしょうか。しかしこの方法はとても時間がかかるうえ、実際には覚えたことを忘れやすくなることも多く、効率的とはいえません。初めから完璧に覚えようとするよりも、1周目、2周目と何度も繰り返し勉強をするほうが定着率もよくなります。

ノートの“綺麗さ”にこだわりすぎる

「後で見返すから」といってノートを綺麗に作り込むのは要注意です。ノートを綺麗に作成することに意識が集中してしまうため、勉強の内容が頭に入りにくくなり、効率も悪くなってしまいます。

インプットばかりに偏って、アウトプットをしない

勉強する際に「テキストで勉強してから過去問を解こう」として、インプットばかりをするのはおすすめできません。というのも、実は脳科学的にもインプットばかりでは学習内容が定着しにくいのです。
インプット(記憶する)とアウトプット(問題を解く)の「反復練習」をおこなうほうが、より効率的に学習することができます。

勉強時間の見積もりが甘く、足りない

資格試験で出される問題の範囲はかなり広く、事前の勉強時間がいかに多く取れるかによって結果も変わってきます。勉強をする時間がなかなか取れない方は、どうにか時間をやりくりして効率よく勉強をしないと、合格が遠のいてしまいます。

テキストや教材をコロコロ変えてしまう

テキストや過去問などの教材をあれこれ変えながら勉強するのは、勉強効率や時間の面から見ても避けたいものです。資格試験の要点はどの教材でもほとんど一緒ですし、1つの教材をはじめから勉強し直すとなるといくら時間があっても足りません。
それよりも、1つの教材を何度も勉強するほうが、自分の苦手な部分に気付きやすいのでおすすめですよ。

合格のためにはどのような勉強を心掛けるべき?

資格試験に合格するには、以下のような勉強を心掛けることが大切です。

・1周目の学習ではどんどん先へ進み、繰り返し学んで内容を定着させる
・内容を学んだら、その都度過去問や例題でアウトプットをおこなう
・間違えやすい部分や疑問点をまとめる「間違いノート」を作る
・教材は1つにしぼり、つまずきが無くなるまで何度も解く
・十分な勉強時間を確保する

これらを意識して勉強を続けると、学習内容の定着率がアップします。

また、自分でテキストを探したり勉強のステップを考えたりするのが苦手な方は、資格学校に通ったり、通信講座で学ぶのも1つの方法です。

勉強方法を見直して、資格試験合格を目指そう!


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仕事をしながら資格取得を目指している方や、家事・育児などの合間に勉強をしている方の場合、限られた時間内でいかに効率よく勉強するかがとても大切です。本記事でご紹介した『受からない勉強法』をやってしまっていた方は、今いちど勉強方法の見直しをしてみましょう。

コラムの運営会社

東京法経学院

株式会社東京法経学院は10年以上にわたり、土地家屋調査士・測量士補・司法書士・行政書士など、法律系国家資格取得の受験指導を行ってきました。
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