社会人として働きながら資格取得を目指すという方にとって悩ましいのは、十分な学習時間が確保できないという点かと思います。限られた時間の中で資格取得のための勉強をするのなら、毎日の通勤時間を有効活用したいですね。
とはいえ、筆記用具を使った問題演習を通勤中におこなうのは難しいため、道具を使った学習は避けるのが無難です。では、通勤中にはどのような勉強をすべきなのでしょうか?
目次
空き時間を有効活用! 通勤中に勉強をする方法4つ
通勤に時間がかかるという方は、ぜひ通勤時間を使って勉強を進めたいものですね。
電車やバスでの通勤、徒歩通勤や自動車通勤など、通勤スタイルは人によってさまざまだと思います。通勤のスタイルや所要時間に合わせて、効率よく勉強をしてみましょう。
1. テキストを読み込む
通勤のために電車やバスに乗るのなら、テキストを精読する時間に充てるとよいでしょう。前の晩やその日の朝に問題集を解く勉強をしておき、通勤中に該当範囲の解説をじっくりと読み込んで理解を深めていけば、多くの事柄を効率的に覚えられます。
テキストの一部を印刷したり、要点のみをまとめたノートを用意したりして、通勤中の学習に役立てるのもよいでしょう。
2. スマホやタブレットを使って勉強する
スマホやタブレットに学習アプリを入れておき、通勤中に勉強に使うという方法もあります。資格によっては、オンライン予備校などの動画講座を視聴しながら学習することもできるので、分かりやすい動画を提供している講座を選んでみましょう。
イヤホンをつけて学習をすれば周囲の雑音をシャットアウトすることができ、勉強に集中できますね。
3. 携帯音楽プレーヤーを使って勉強する
満員の電車やバスでテキストを開くのが難しいときや、車通勤で手が離せないときには、音楽プレーヤーを使った学習法を試してみましょう。あらかじめ音楽プレーヤーにリスニング教材を入れておけば、通勤中に音声を聞きながら暗記することができます。
重要な項目のみを自身の声で録音しておき、電車内で繰り返し聞くといった方法で学習する人もいるので、ぜひ試してみましょう。
4. 乗り換えのたびに学習範囲を替えてみる
電車やバスでの通勤は、乗り換えのタイミングで集中力が切れてしまうこともあるものです。こういったときには、乗り換えのたびに学習範囲を変えてみるのがおすすめです。
短時間で学習内容を変えながら暗記していけば、メリハリがつきやすくなり勉強がはかどるかもしれませんよ。
通勤時間になんとなく過ごしているという人は少なくないものです。この時間を有効活用できれば、周囲に大きな差をつけることができますね。
通勤中は混雑しており周囲に雑音もありますが、そういった環境のほうがかえって集中できるというケースもあるものです。自身のスタイルに合った勉強法を取り入れ、資格試験の合格に向けて力をつけていきましょう。
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