近年、自律神経の乱れを整え充実した毎日を過ごすために「3行日記」に取り組む社会人が増えています。
3行日記というのは、読んで字のごとく3行で日記を書くことです。
日々の出来事や思いを文字として可視化すれば、心身にさまざまな良い影響がもたらされます。
この記事では3行日記を書くことによって得られる効果や、具体的な書き方についてご紹介いたします。
目次
3行日記とは? どんな効果があるの?
「仕事に忙殺されがち」「よく眠れない」「ストレスが溜まっている」など、現代人はさまざまな悩みを抱えているものです。
イライラを鎮めてぐっすり眠り、健康的な毎日を過ごすためには、自律神経のバランスを整えることが肝心です。
3行日記には、自身の気持ちと向き合ってストレスをリセットさせてくれる効果があります。
1日の終わりにその日起きたことや感じたことを書き記し、気持ちを安定させてみましょう。
3行日記の書き方のポイントをチェック!
3行日記は、ただなんとなく日記を書くのではなく、ルールに従って書いていくのが効果的です。
具体的には、以下の3つの要素について、1行ずつ書いていくようにします。
1. 今日の失敗や、嫌だったこと
3行日記の1行目には、その日起きたことや感じたことのうち、ネガティブなことを書きます。
「仕事でミスをした」「嫌なことを言われた」「食事が美味しくなかった」など、ささいなことでもOKです。
ネガティブな内容を書くことで、その日のストレスを解消しやすくなります。
2. 今日成功したことや、嬉しかったこと
2行目には、1行目とは違うポジティブな内容を書きましょう。
「誰かに褒められた」「新しいものを買った」「好きな音楽を聴いた」など、どんなことでも構いません。
1日の中で、よかったと思えることを見つけられれば、それが自信や自己肯定感につながっていきます。
3. 明日の目標や、今の関心ごと
3行目には、明日の目標や予定、現在の関心ごとについて記載します。
「資格の勉強を進める」「新しい靴がほしい」「気になる俳優がいる」など、目標や生きがいになりそうなことを書きましょう。
こうすることで自分が今からどう進むべきかが見えるようになり、目標を持って日々を過ごせるようになります。
3行日記を気軽に書き続けてみよう
3行日記は必ず「ネガティブなこと」「ポジティブなこと」「目標や関心」という順番で書きましょう。
こうすることで悪い連鎖を断ち切り、良い流れに変えていくことができます。たった3行書くだけなので、飽きっぽい人でも続けやすいですよ。
資格取得のために勉強を始めようとしても、日々のイライラや睡眠不足のせいでなかなか続かないこともあるかもしれません。
モチベーションが維持できないという方は、3行日記をつけて気持ちの整理をしてみましょう。
3行日記を通して自身と冷静に向き合えば、清々しい気持ちで日々を過ごしていくことができるはずです。
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