広範囲の試験に合格するには自分なりの工夫が必要!!|合格体験記|行政書士試験|東京法経学院





行政書士 合格体験記

広範囲の試験に合格するには自分なりの工夫が必要!!

体験記

 体験記

◆はじめに

私は、大学の法学部で政治学を専攻しており、卒業後は実務的な法律関係の仕事に就きたいと思い、一昨年から行政書士の受験を決意しました。

◆法令科目の学習対策

 以下に、それぞれの科目における本試験対策を私なりに述べていきたいと思います。
まず、「基礎法学」は出題範囲がかなり広く、この科目に時間を費やすのは非効率であり、直前期に集中して勉強するのも1つの手だと思います。「憲法」は一昨年より出題数が増え、難しい問題もありましたが、過去に出題された判例と条文をしっかり覚えることが重要です。「地方自治法」は、重要論点を網羅した参考書で地方自治の全体像をつかむことが大切です。「行政法」の問題は、昨年度も非常に素直な問題が多く、条文を覚え、繰り返し問題を解く方法によって確実に得点に結びつくものです。「税法」は、過去に出題された範囲の基本事項を暗記し、予想問題集を集中的に解けば十分です。「行政書士法」は、行政法や憲法と同じく、学習をすればするほど得点に繋がる科目なので、条文をしっかり理解して、過去問を一通りマスターすれば全問正解も可能であると思います。「民法」は法律を学ぶ上で避けては通れない科目で、過去約10年分ぐらいの細かい項目別の出題傾向を自分なりに把握することが大切だと思います。「戸籍法」と「住民基本台帳法」は、直前期に集中して学習し、過去に出題された条文事項を必死で覚えました。「商法」と「労働法」は学習範囲も広く、年々難しくなってきているので、最近の過去問をまず解き、出題傾向と条文を把握し、それから広く浅く条文ベースの事項を理解していきました。

◆教養科目の学習対策

 次に一般教養科目ですが、政治・経済・社会・時事の占める割合が非常に多くなり、範囲は果てしなく広がったようです。私は「行政書士合格パスポート(東京法経学院)」を使って知識をインプットして整理し、問題演習をしながら、間違った箇所は基本等で正確な知識を習得するように心がけました。

◆合格の鍵は記述式攻略にあり

 記述式問題をいかに得点源にするかについて、わたしは、東京法経学院より発行されている「行政書士必勝六法」を購入し、過去問等と照らしあわせて、重要と思われる条文をピックアップし、チェックペンと緑のシートを使ってしっかりと書けるようになるまで繰り返し訓練しました。

◆気分転換も勉強のうち

 私も気持ちの乗らないときが何度もありました。そんな時は、自分の好きなお笑い番組を見て思い切り笑ったりしていました。
これから本試験に向けて皆さん頑張られると思いますが、私は毎日少しでも試験勉強を継続していくことが最も大切だと思います。最後まであきらめないでがんばってください。