私は帰宅してからだいたい夜中の12時頃から2〜3時間勉強しました。相当しんどいことでしたが、「継続は力」なりです。学習なくして合格なしという思いで必死でした。
受験を決意したときから、初めの半年間は東京法経学院の「通信講座」を利用し、そのテキストを徹底的に読んで基本事項を学びました。書式は同通信講座のものを利用し、毎日最低1問は解くようにしました。年明けの3月から東京法経学院の「実戦答練」を受講することにしました。しかし、そのレベルは高くて悔しい思いをする週が続きました。ただ、同じ間違いを二度としないよう心がけるため、サブノートを作成し読み込むようにしました。このように日々勉強を重ねるうち、答練の結果にも徐々に反映されるようになりました。自分の弱点を見極め、克服していかなければ、試験には合格できないと思います。
1回目の試験が終了したときの試験場から駅まで悔しい気持ちで帰ったことは、今でもはっきりと覚えています。さっそく私は、その日の夜のうちに、これから1年間の勉強スケジュールと対策を練り、その日から勉強を開始しました。
受験2年目の学習は1年目とほぼ同じで、1年目に使用した教材をメインに、自分で作成したサブノートと併用して、弱点克服を心がけるようにして学習しました。また年明けの3月からは、東京法経学院の「調査士実戦答練」を柱にして勉強するようにしました。
8月19日、待ちに待った試験の日がやってきました。昨年のように絶対に後悔はすまいと自分に言い聞かせました。そして緊張しながらも2年間のいままでの努力とそれに伴ってつけた自信を持って試験を受け終えることができました。
受験生活2年間を振り返って、1つだけ後悔していることがあります。それは友人をたくさん作っておけば良かったということです。もし、友人がいればいろいろ情報交換ができたり、解らないことを教えあったりできただろうなと思っています。
最後に、これから受験される方へひとこと言わせていただくと、自分の合格番号を見つけた時の感動と興奮は一生忘れることない思い出となるでしょう。皆さんの中で精一杯努力され、強い信念をもった方々が合格されることを心から祈っています。