合格体験記「法律の勉強はおもしろい。」|土地家屋調査士試験|東京法経学院





土地家屋調査士 合格体験記

「法律の勉強はおもしろい。」

体験記

 体験記

T.K さん(愛知県)

◆建築士取得から調査士受験の決意へ

 「法律の勉強はおもしろい。」理系人間の私がこのように考えるようになったのは、建築士の受験勉強中だった時のことで、建築基準法の学習をしていた時でした。何気なく見ていた資格関連の本で、調査士資格に目がとまり興味を持ちました。すぐに調査士試験について詳しく書かれている書籍を買い揃え、調査士受験を決意しました。

◆準備期・勉強時間155時間

 合格を平成13年に設定し、まず調査士試験で問われる法律の全体をつかもうと、「調査士合格ノート(東京法経学院刊)」を購入しました。このテキストは視覚的にも取り組みやすく、本試験直前のまとめまで使えそうだと思い、これを基本書として最後まで使用していこうと決めました。

◆基礎学習期・勉強時間293.5時間

 7月に入り、東京法経学院の本科に通うことにしました。この時期は、「調査士合格データベース(東京法経学院刊)」を中心とし、その解説に出てくる条文は必ず六法で調べ、「合格ノート」に補足情報として記入して「合格ノート」のサブノート化をはかりました。またこの時期から、通学をペースメーカーとして始めた書式の学習に関しては、「調査士書式攻略ノート(東京法経学院刊)」を一通り読み終えました。とはいっても、申請書は丸写しの暗記で、図面だけは何も見ずに書くという方法をとりました。

◆基礎反復期・勉強時間343.5時間

 年が明けて、平日は4時間・休日も可能な限り勉強時間を確保しました。この時期は、3月末から開始される「実戦答練(東京法経学院)」の参加に向けて、それまでの総復習をする意味で「データベース」を4回、「攻略ノート」を2回繰り返し解き、読み込みました。

◆実力診断期・勉強時間570.5時間

 この時期は、やはり答練中心の学習となります。その週のテーマを中心に、自分で補充した「合格ノート」を予習教材として使用しました。復習は答練の解説六法で丁寧に調べながら読み、補充すべき箇所を「合格ノート」に記入するということを繰り返しました。

◆最後のあがき・勉強時間122.5時間

 ここまでくると、後はもう復習のみです。まず2冊目の手帳を購入し、答練などでどうしても間違える肢と解説を記入し、空き時間に毎日これを読んでいました。

◆まとめとして

 こうして私は、合計1,485時間勉強をして、たった150分の試験に臨み、運よく合格できたわけですが、今振り返ってみると、辛く長い受験ではなく、むしろ新しい知識を身に付けることができるので、楽しくさえ感じていました。初学者の方も心に余裕をもって勉強してください。調査士は、基礎を繰り返せば結果が出せる試験だと思いますので、ぜひとも楽しみながら受験勉強してください。