【土地家屋調査士 メディア教材】
全30問の演習問題と詳細解説
全30問の演習問題と詳細解説
土地家屋調査士試験の受験生の方からよく訊かれるのは、「民法をどのように勉強したらよいのか。」あるいは「どのようにすれば効率よく得点することができるようになるのか。」といった質問です。
近年の本試験の合格点は、71点〜79.5点の間で推移していますが、多肢択一式で8割となると、20問中16問を正答しなければなりません。しかし、不動産登記法・土地家屋調査士法17問だけで16問正答するのは至難というよりほかなく、やはり民法3問中2問は確実に押さえておく必要があります。逆に民法で2問得点することができれば、不動産登記法・土地家屋調査士法17問中、3問まで誤答することが許容されるわけです。
土地家屋調査士試験において、試験内容に「民法に関する知識」が明記されたのは、平成16年に至ってからです。その間、令和5年まで問題数にして60問の過去問の蓄積があります。これを丁寧に分析すれば、出題される範囲・問われる内容は決まっているといっても過言ではなく、未出の問題 (過去に出題実績がないもの)についても、ある程度の絞り込みは可能であると考えます。そこで、過去の出題を踏まえて、今後出題が予測される箇所を中心にした問題演習をとおして、民法を全問正解にする(得点源にする)ことをめざします。
出題分野 | 問数 | |
---|---|---|
総則 | 11問 | 未成年者、成年後見、保佐、失踪宣告、権利能力なき社団、意思表示、代理、無効及び取消し、条件、時効 |
物権 | 10問 |
物権的請求権、物権変動、占有権、相隣関係、共有、所有者不明土地管理命令、地上権、地役権 |
担保物権・債権・相続 | 9問 |
質権、抵当権、相続人、遺産の分割、相続の承認及び放棄、遺言、遺言の執行、配偶者居住権、遺留分 |