【土地家屋調査士 メディア教材】
全6問 すべて新作問題です!!
【全6問 すべて新作問題です!!】
本試験の記述式問題は、問題構成(設問、聴取記録、調査・測量の概要、図面の配列順序)や、問題設定(例えば、建物の敷地の辺長を、ストレートに与えるのか、筆界点の座標値として与えるのか)などが、毎年のように変更されています。
平成30年度第22問は、合体による登記等を問うもので、建物の隅角部(外壁面)から壁心間の距離を算出させる内容でしたが、与えられた座標値を壁心間と取り違えて、解答してしまったという受験生が少なからずいました。令和元年度第21問は、論述問題で、筆界特定における対象土地、関係土地等を摘示させる内容でしたが、用語の定義を正確に覚えていないため、すべて正解できた受験生は少ない状況でした。また、令和2年度第22問では、えい行移転と解体移転の異同について問われました。建物の配置状況が、南北方向であったことも原因して、申請対象の把握に時間を費やしてしまった受験生が数多くいました。
上記3つの類題は、拙著『3訂版・楽学土地家屋調査士記述式セミナー/住宅新報社』(平成28年刊行)で取り上げています。そうすると、試験委員と私が考える内容は、さほどずれていない。むしろ視点は一致している、といえるのではないかということです。
そこで、拙著掲載の問題を再編成し、「エッセンシャル記述式演習講座」としてリニューアルしました。
もともと、拙著は、受験生が「さまざまな問題形式に対応することができるようにしていただきたい」とのコンセプトから発刊したものであり、この本質(エッセンシャル)は何ら揺らぎません。